私の彼氏(仮)はどこまでも優しい… (ページ13)

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再びおはようの後は… ページ13

な、なんで…なんでご飯まで作ってくれてるの…え、ええ…(@_@)と、と、ととにかく！何事も聞いてみない事には解決しないよな!!

『……………えー、っと、つかぬ事をお伺いしますが、何故野島さんは私の家でお昼を食べた後に添い寝して、しかも夕飯まで作ってくださってるんですか?私明日殺されますかね…それとも事故とか…は！もしかしたらアムなんたらの大予言で今日が地球最後の日とかですか!?』

野島｢ε=(･д･｀*)ﾊｧ…だから、さっきも言ったじゃないですか?貴女のことが好きなんですって…
ここまで言ってもわからないですか?
僕は高塚Aさんに心から惚れています、結婚出来るなら今すぐしたいくらいに。
でも、それはさすがに常識ない行動だし、僕自身もっと貴女の色んな事知りたいから!こうして告白したんです!!

・・・・・・

もう!!何度も言わせないでくださいよっ、僕だって恥ずかしいんです!!( ｰ̀ н ｰ́ )｣

えっ…うそ、嘘だよ…だって今までキモイとか菌が伝染るとかは言われてもそんなこと言われたことないよ…何これ…
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ………あれ…何でかな…なんかしょっぱいな…

野島｢あ〜も〜、泣かせちゃったかな…僕としたことが…
ごめんね、嫌だったかな?僕は心から高塚さんの事好きって思ったから、我慢できなくて…怖かったよね…ごめん…｣

『ち、違くて…ﾋｯｸ…こんなこと初めてで…ﾋｯｸ…自分でもなんで泣いてるか分からなくて…ﾋｯｸ…』

野島｢あ〜、ごめんね?じゃあ、少しだけ聞いてもいい?僕にさっきされた事、嫌だった?僕の事、嫌いになった?｣

『そ、そんなことない…です…』

野島｢じゃあ、嬉しかった?｣

『び、びっくりしました…私みたいな万年菌扱いされてきた人間がこんなことされていいのか、怖くもなりました…』

野島｢………そっ、か………でも、僕は、Aさんのことそんな風に思ったことなんて一度もないし、むしろずっとこうして手を握ってあげたくて辛かったくらいだよ?これでもまだ自分を信じてあげられないかな?｣
(Aの手を包み込むように握り)

『ﾋｯｸ…分かりません…でも……野島さんの手は温かくて落ち着きます……』

野島｢そっか、じゃあ、さ? …………｣