太陽の下、歩けたよ！【鬼滅の刃】 (ページ3)

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#3　炎柱ページ3

話は終わったので帰ろうと屋敷を出ると炎柱がいた。

炎柱「夕闇、お前また傘さしてるのか」

『そうじゃないと死にますから』

炎柱「そうだったな。鬼じゃあるまいし。お前はお前なんだからシャキっとしろよ！」

背中を優しく叩かれた。

二人して並ぶように歩く。

ふと気がついて炎柱に言う。

『そういえばまだでしたね。結婚おめでとうございます』

炎柱「どうした急に」

『あなたが父親になる想像ができないので』

炎柱「おまっ…！？は！？」

『嘘です。想像できます』

炎柱が何か言いたげな顔をしたが前を向いた。

心なしか耳が赤い。

今は夏だから暑いも当然か。

炎柱「あまり人をからかうな」

『わかりました。子供が生まれたら祝の品を持っていきますね』

炎柱「おー」

『怠けてたらしごきます』

炎柱「///おまっ……夕闇！嫁入り前の女がいうことではないぞ！」

顔を真っ赤にして怒ってきたのでクスクス笑いながら私は謝る。

『すみません』

炎柱「…ったく……お前も男ができたら言えよ」

『……お父さん？』

炎柱「誰がお父さんだ！」

『熱出てます？』

炎柱「バッ！触るな！」

額を触ろうとしたら炎柱は拒否した。

なんだか子供らしい一面を見つけてしまい微笑んだ。

炎柱「いいか夕闇、俺には心に決めた人がいるんだ」

『わかってます……瑠火さんですよね。幸せになってくださいね』

炎柱「…あぁ。A、お前もな。そういや柱になったのに──のとこに戻ってないのか？」

『忙しくて行けなかったんですよ。だけど今日は帰れます』

炎柱「そうか。俺も忙しくて会えてないんだ。──にも伝えておいてくれ。よろしくな」

『はい、では、失礼します』

私は炎柱とわかれて家に帰った。

*
なんだ……？

師範の名前、思いだせない……

あれ……？