雨の日あるある ページ6
ガッチマンサイド
キヨとボートで脱出して喜んでいて、瞬きした瞬間にまたここに戻っていた。
背中にあるショットガンの重みを感じて実感する。
トミー役に選ばれたんだと。
先に死んだ人がいるのになぜ俺が？
考えても答えが出ない。
ならばもう一度脱出するしかない。
雨の中、持っている地図を開く。
西の大通り近くの家に白い丸が二つ。
北西の家の近くに白い丸が一つ。これは俺か。
どうやら警察は呼ばれているみたいだ。
ならば二人を護衛すればいいのか。
地図をしまって、二人のもとへ走る。
この雨だし、ジェイソンも足音聞こえてないだろう。
行けるところまで走った。
橋の目の前で体力を回復して。
今度は歩きながら向かう。
【ポケットナイフ】と【回復スプレー】は一個ずつある。
ショットガンを命中させてスタンをとってる間に警察に向かえば勝ちだ。
それまでにジェイソンに見つからないことを祈るだけだが。
地図で見た二人がいる家に来れた。
開いてる窓を探す。
あ、ここ開いてる。
部屋に入り、ドアを開けた。
目の前にはフレアガンを構えたうっしー。
何してんだよw
牛沢「やっぱガッチさんか」
ガッチ「私が来るのを地図で見てたの？」
牛沢「おう。たぶんこの窓から入ってくるなと思って構えてた」
ガッチ「怖いから下ろして」
牛沢「ガッチさんのショットガンのほうがこえーよ」
ガッチ「ってかうっしーwまたポリスの服装してるの？」
牛沢「服変えるの忘れたの」
笑いをこらえながら「似合ってるよ」と言う。
うっしーは口をへの字に曲げて納得いかない表情を見せた。
ガッチ「あれ？レトルトいるの？」
牛沢「ああ、こっちの部屋」
うっしーが指を指した方を見ると、暖炉の炎を眺めながら服を乾かすレトルトがいた。
どうやら長ズボンが濡れているようだ。
肌に吸い付くような感覚嫌だよね〜。
雨の日あるあるだよね。
べっとりくっついてるような感覚が動きにくいよね。
牛沢「ガッチさんも乾かしたら？」
ガッチ「そうだね。今の間に少しでもいいから乾かすか」
俺がレトルトの近くに行くと、
レト「あ、ガッチさん」
今気づいたという反応をした。
俺のこと見えてなかったの？
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てんげつ そらら(プロフ) - お疲れ様でした♪ とても面白かったです！ (2018年5月23日 2時) (
レス) id: 17be0df42f (このIDを非表示/違反報告)
雪の飴 - 凄く面白かったです。この作品で、何度も何度も泣かされました。完結おめでとうございます。 (2018年4月23日 19時) (レス) id: 1ec8cf476f (このIDを非表示/違反報告)
塩のり - 完結おめでとうございます！いろいろ考えさせられたりして、とても良い話でした。レトさんと主人公のその後の進展も少し気になりますね…！お疲れ様でした！！ (2018年4月15日 16時) (レス) id: 4e6e6ef04c (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした…！！とっても楽しく読ませて頂きました。ありがとうございました！！(*´▽｀*) (2018年4月15日 2時) (レス) id: 9cfc58a9e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：食人鬼 | 作成日時：2018年3月14日 15時
