【実況者】君の××をちょうだい (ページ15)

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ねぇ、ちょうだい？ページ15

キヨ「おやおやぁ？悪い子はもうお目覚めですかぁ？」

フジ「目隠しが解けたなら盲目にしよっか？」

フジが私の目隠しを解く。

ニコニコ笑ってる二人。

怖い。

体が固まってる。

どうして、なんで……

フジが私の唇の端を指先で上げた。

フジ「ほらほら笑いなさい。可愛いお顔で」

無理矢理笑顔を作らせられた。

私はイビツながら、笑顔を固定させた。

逆らったらどうなるかわからない。

いや、殺されるかもしれない。

フジが私の服の端を掴んだ。

あの日のように。

フジ「……ねぇ、ちょうだい？アハッ」

その声は。

あの夢の中で聞いた声。

全身に鳥肌が立つ。

体が震えてくる。

キヨ「どうしたのそんな目で身体を震わせて」

キヨが私の頬を優しく撫でる。

フジ「温かいミルクでもてなして欲しいの？」

フジが私の腕を掴んだ。

『や、やだ！やめて！』

フジ「大丈夫だって。さぁ中にお入り。ここはとても温かいからさ」

フジとキヨが私を無理矢理立たせて別の部屋に連れて行こうと廊下を歩かせる。

キヨ「見返りはポケットの中身でいいから」

連れて行かれたのはあの人形部屋だった。

部屋に入り、奥のホコリまみれの棚を見た。

ホコリをかぶってない二箇所に目が行った。

この二箇所って、もしかして……