不老不死の私とホグワーツの物語#3【ハリポタ】 (ページ19)

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#119　ある物ページ19

ハリー「スネイプもここにいるの？」

ハー「スネイプはもう私たちの味方よ」

ロン「それでもいやな野郎はいやな野郎だ」

小さい声で会話をして、また聞き耳を立てる。

その時、ハーマイオニーの猫のクルックシャンクスが伸び耳に前足を伸ばした。

ハー「クルックシャンクス、だめよ」

クルックシャンクスはハーマイオニーの静止も聞かずに伸び耳で遊び始めた。

ロン「君の猫最悪だ」

ハー「こら！」

伸び耳を咥えてどこか行ってしまった。

するとモリーが出てきた。

会議が終わったので夕食にするから降りてきなさい、とのこと。

新聞紙を渡され、僕は一面を見た。

ハリー「嘘ついた男の子…？」

『ハリーだけじゃない。アルバスも攻撃されてるの。アルバスに大臣の地位を奪われるのだと思ってるから、日刊予言者新聞でこんなことをしてるの』

ハリー「おかしいよ！まともに考えたらダンブルドアがそんなこと」

ルー「そう、そこなんだ」

リーマス・ルーピンが声を荒げた僕を優しくなだめてくれる。

ルー「ファッジはいままともじゃない。恐怖で心が歪んでしまっている……恐怖は人を追い詰める。以前ヴォルデモートが力を得たときには、我々の愛するものがすべて滅びかけた」

ルー「そのあいつが戻ってきたという事実に大臣は正面切って向き合えないんだ。恐れるあまりね」

シリ「ヴォルデモートは自分の軍団を再構築しようとしている。十四年前、やつは膨大な人数を指揮下に収めた。魔法使いだけでなく、闇の生き物もな。今度も同じだ。我々のほうも仲間を募ってきた。だが」

『やめて。やめて、シリウス』

Aが頭を横に振りながら下を向いた。

『ハリー達はまだ子供だ。こんなこと』

シリ「A、君が弱音を吐いてどうするんだ。君はヴォルデモートのことを一番知っている人だ。それに、魔法省にだって顔が効く」

『……』

シリ「……ヴォルデモートはある物を求めている」

ムー「シリウス」

ムーディがシリウスを咎めるような声を出した。

シリ「前のときには持っていなかった物だ」

ハリー「それって、武器のようなもの？」

モリー「やめてもうたくさん！まだ年端もいかないハリーにこれ以上言うなら、いっそハリーを騎士団にひきいれたら？」

ハリー「僕入りたい！ヴォルデモートの軍団とたたかいたい」

僕を騎士団に入れることを止める人はいないようだ。