第9章 ページ9
結局襲撃は失敗した。
オールマイトを殺せなかった。
お父さんによればオールマイトは弱ってたはずなのに。なんで？
私があの場にいたらオールマイトだけじゃなくてヒーローの卵もまだ芽が出ないうちに詰めたかもしれないのに、、、
私にはそれだけできる自信があった。自惚れじゃない。お父さんにそう育てられたからだ。
私以上に弔さんがとても悔しそうでなんて声をかければいいのかわからなかった。
その日から毎晩弔さんは憂さを晴らすように私に個性を使ってきた。
私は平気。だってお父さんにそう育てられたから。
それに嬉しかった、弔さんに毎晩求められたことが。
そうこうしているうちに雄英は体育祭をするみたいだ。毎年行っているようだけれど私は観るのが初めてだ。
テレビで放送される体育祭ってどんなのなわけ？ちょっと意味わからない。
私は弔さんと一緒に体育祭をみることになった。今後の参考にするためでもある。
その中に変な子がいた。選手宣誓で俺は一位になると言っていた子だ。その子を見ると胸がモヤモヤ、ムカムカしたり頭が痛くなった。そういえばもう1人同じような症状になった子がいた。気の弱そうな緑頭の子だ。
楽しそうだなぁ。
体育祭をみた私はそう思った。
すると弔さんは顔を私の方にグルリと向けた。
「今なんて言った。」
そう言った弔さんの目は血走っていた。
やばい、声に出てたそう思った時には私は床に押し倒されていた。
「ごめんなさい」
「しゃべるなよ」
そう言って弔さんは私の着ているスカートを破って私の口を塞いだ。
「個性も使うな」
そう言って弔さんは私の首を思いきり噛み服を脱がしそこらじゅうを噛み跡だらけにした。
痛い、とても痛かったけれどその後にはごめんと言って噛み跡を舐めてくれた。
それだけ私のこと大事に思ってるのかなって思うと許せたし嬉しかった。
そしてずっとベットに繋がれて過ごすことになった。
繋がれると言っても部屋を一周できるぐらいは足枷の鎖は長いから別になんの不自由もない。
弔さんが来るとまた噛まれて、噛まない日は服を脱がされ噛み跡が消えてないかチェックをされた。
お風呂は足枷を外され一緒に入った。
たぶん、楽しそうと言ったことで普通の生活を望んでいたりどこかへ行ってしまわないか不安になったのだと思う。
私はその不安が少しでも解消されるならこの扱いでもいい、というかそれだけ私のことを好きでいてくれるなら嬉しいとこの行為は嫌じゃなかった。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 19時) (
レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
あの - 最初はどうなる!?って思ったけど今はほんわかしてますね！応援してます！ (2021年10月29日 20時) (レス) @page24 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2021年8月17日 12時
