第7章 ページ7
あれから数ヶ月が経って弔さんと私の中もかなり深まった。
TVで今年の雄英高校の先生にオールマイトがあることがわかった。
高校一年生か、、、時々違う世界線だったらどんな学校生活を送ってただろうと気になってしまう。
だからかニュースでうつされた雄英の制服に目が行った。
「何そんなにみてんの？」
「え？」
「まさか羨ましいとか思ってないよな」
「まさか！学校生活とかしたことないからどんなのかなって、でもそしたら弔さんにあってないし。
いらないかな私は」
「たまにAが俺のこと置いてどっか行かないか心配になる。どっか縛り付けておこうか。」
「物騒だなぁ、やめてよ。絶対離れないから安心して。」
「どーだか」
弔さんは少しでもちょっとバカにするように私を鼻で笑った。
でもそんな少し柔らかな会話もオールマイトの笑い声によってピリついたものになった。
「ムカつく、、、いつ雄英襲撃するんだっけ？」
「明日の昼に職員室で調べてからだな。」
「私も行っていい？」
「ああ、襲撃時は行かせられないが調べるだけだからな。」
「ありがとう」
次の日
「ここが雄英かーみんな非常口に向かってるから人がいい感じに少ないね。」
「俺ら職員室行くけどAは？」
「ちょっと見学したい」
「あんま離れるなよ」
「はーい」
私は教室と思われる部屋の前で立ち止まった。
扉デカい、、、1-Aってヒーロー科かよ。しかも中に人まだいるし、外から見学しとくか。
机多いなぁ、この人数の同い年の子たちがここに集まるんだぁ。
「おい。何してる？迷子か？」
話しかけてきた男の子は紅白頭の変わった見た目だった。
「え？あ、、、、、、、、はい。」
迷子以外説明めんどくさい。
「てか、なんでここにいるんですか。ベルこんなになってるのに。」
「トイレに行ってた。」
なんか、天然っぽい気がするこの子。
ヒーロー科なのだろうけど大丈夫か？
「個性なんですか？」
「は？」
「だから個性何って！」
「半冷半燃」
「ありがとう！」
そう言って私は一目散に走って職員室に向かった。
いい情報得たんじゃない？弔さん褒めてくれるかな。
「弔さん！あのさ」
「A！帰るぞ！」
私は帰ってから弔さんに男の子の話をした。
「は？男に会ったのかよ。」
「そうだけど、、、そこじゃないでしょ。」
「確かに強固性の情報は有益だがお前が男とあった方が問題だ。」
そう言ってより弔さんからの束縛が激しくなっていった。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 19時) (
レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
あの - 最初はどうなる!?って思ったけど今はほんわかしてますね！応援してます！ (2021年10月29日 20時) (レス) @page24 id: 347eae7089 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2021年8月17日 12時
