2話 だからは私はアイドルの寮なんて行きたくなかったんだって ページ4
「ただいまー」
四葉環が寮の玄関であいさつをする。
「まぁ、狭いし汚いとこだけど上がって」
「何言ってるんですか、四葉さん。」
気づけば後ろに和泉一織がいた。
「へへ、ちょっと言ってみただけー」
「おーお帰りー高校生組ー
…ってだれ！？」
声おっきい！！！お前の方こそ誰だよ！！！
「クラスメイトの坂本A
普通誰か聞く前に自分から名乗らない？」
「最近の女子高生、可愛くねーな。
俺は和泉三月！」
「和泉？じゃああんたが弟で和泉くんが兄？」
「坂本さん、それ以上兄さんに無礼を働くようでしたら流石の私も怒りますよ。」
え、に、に、
「にぃさん！！！！！？」
「声がデケェよ！悪りぃかよ俺が兄で！！！」
「おーおーなんだでっかい声出して」
「賑やかで楽しいね！！」
ぞろぞろと玄関の方に人が集まってきた
「た、環くんが女の子連れてきてる！」
「oh 環だけずるいです。私にもその美しいレディ紹介してください。」
環だけ？ん？そういえば私四葉環とずっと手を繋いだままだった。
私は慌てて手を離した。
「あーそうちゃんとナギっちがそんなこと言うからもっちゃんて離しちゃったじゃんかーーー！！」
も、もっちゃん？
「Oh、レディは恥ずかしがり屋なのですね。よかったら今晩ご飯を食べて行かれませんか？」
「え？」
「そうだなぁ、もう外暗いからお兄さん心配だから晩御飯食べたら送ってってやるよ。」
何考えてんの。名前も知らない私をいきなりご飯に誘うなんて(和泉兄の方は名乗ったけど
「いい、私あなたたちの名前も知らないし。
それに迷惑でしょ、こんな部外者」
私は和泉一織を睨んでそう言った
「教室であなたに言ったこと根に持ってるんですか？」
「悪い？」
「はぁ、でしたら謝ります、すみません。」
「今日は帰ります。」
「はぁ！？もっちゃんほっぺた腫れてるじゃん。ダメだよ。ほら、行くぞ」
そう言って四葉環は再び私の腕を引っ張り強引に家の中に引きずり込んだ。
「いっっ、た」
私は今リビングのテーブルでほっぺたを逢坂壮五に消毒してもらってる。どうやら私はほっぺたに傷も付いていたようだ。爪があたったのだろう。
「そーいえばさ、もっちゃんはアイドルが嫌いらしいじゃん。なんで？」
「こら、環くんらしいってあやふやな情報で相手がこうだと決めつけるのはよくないよ？」
「だってクラスメイトが言ってた。」
「いいよ怒んなくて、事実だから」
あーあ、はやく帰りたいな。
3話気のせいでしょ、だって私あんたに会ったことないもん。口説いてんの？→←1話 またやっちゃった
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あーちゃん(プロフ) - 1.9さん» 嬉しいです！！ありがとうございます！もっと面白くしようと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年3月21日 23時) (
レス) id: cd9d964fba (このIDを非表示/違反報告)
1.9 - とっても面白いです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年3月21日 17時) (レス) id: 47aa25969b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - かなとさん» ごめんなさい、忘れてました！！教えてくれてありがとうございます (2019年3月20日 4時) (レス) id: cd9d964fba (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月19日 18時) (レス) id: 434b3bbd63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2019年3月19日 14時
