12話だから私は決めたんだ ページ14
「なぁ、ライブは休めよ…。
穴を開けられないのはわかるけど、体が資本だろ。」
二階堂大和は天に何を言ってるんだか
天はお得意のオムライスの話をする。
前に私もオムライスの話を聞いたことあるというか聞き飽きた。
でも彼らの胸には刺さったみたい。
「俺、次からたこ焼き我慢する。」
って言ってるし。
会場が近くなった。
「会場が見えてきた。ここでいいよ。メーター止めて。」
「王様プリン21個です。」
「おかげで少し休めた。ありがと。行ってくる。
A！！！」
天は私の名前をちょっと大きな声で呼んだ。
「え？何！？」
そう言って天の方を見た瞬間天は私の腕を引っ張り抱きついて小さな声で
「ありがとう。探しに来てくれたんでしょ？
嬉しかった。顔見れてよかった。
今日のライブもしくるなら見てほしい。
僕の成長した姿みてて。」
息が肩にかかってくすぐったかった。
「わかった。」
そんなこと言われたらイエスしか言えない。
私がそう言った途端天は私を引きはがして会場に走っていった。
「わぉ、俺らラブシーン見ちゃった笑」
「No！！！ワタシはこんなの認めません！！！」
「なんか面白くない。もっちゃんは俺らのプロデューサーだろ？TRIGGERなんかの味方するなよ。」
私は冷やかしの的だ。
「あのさ、ラブシーンでもないし私は、あんたらのプロデューサー兼アドバイザーでもないの！
勘違いしないでよ」
「「「じゃあ、なんで抱きつくんだよ」」」
「戦友みたいな感じでしょ？」
少年漫画とかでよくあるじゃん
「戦友？てか、お前らどういう関係？」
あんまり聞かれたくないんだけど
「それは後で話すから、今はライブ行くんでしょ。
こんなとこで話してる場合じゃない」
そう言って私は3人を会場に誘導した。
ほかのメンバーと合流した私たちはTRIGGERのライブを楽しんだ。
ライブ中天が私達の方に向かって手を銃の形にして撃つ真似をしながらウインクをして「みてて」と口パクで言ってきた。
みてるからほかの子にファンサしてあげなさいな。
ライブは彼らにとってほんとに刺激的だったらしい。
ライブ終わりに路上ライブをしてたし、あれはカオルすっごい怒ってただろうな。
私も刺激を受けた。あんなふらふらだった天がお客さんの前だとTRIGGERの九条天になっていて…
ああ、成長したんだな。私も天の成長をずっとみていたかったなって
だから私は決めたんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 163人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アイドリッシュセブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あーちゃん(プロフ) - 1.9さん» 嬉しいです！！ありがとうございます！もっと面白くしようと思うのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年3月21日 23時) (
レス) id: cd9d964fba (このIDを非表示/違反報告)
1.9 - とっても面白いです!これからも頑張って下さい!応援してます! (2019年3月21日 17時) (レス) id: 47aa25969b (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - かなとさん» ごめんなさい、忘れてました！！教えてくれてありがとうございます (2019年3月20日 4時) (レス) id: cd9d964fba (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月19日 18時) (レス) id: 434b3bbd63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あーちゃん | 作成日時：2019年3月19日 14時
