【元】バカレア組。 (ページ6)

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□再会ページ6

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Jesse side

俺らとAが再開したのは俺らがデビューしてからのとある音楽番組だった。

リハーサルや色んなタイミングをみて話しかけ様としたけれどまだちゃんと話せてない。
Aが退所してから数年 LINEでさえもまともに話していない、というかAが携帯を変えたみたいで連絡がつかなくなった。

本番までの数時間それなりにフリーな時間だから
俺ら6人はAが所属している IZ*ONEさんの楽屋へと向かったけれど

「Aさんから伝言です。
本番まで集中していたいから会えない、会いにこなくていい。とのことです」

って言われちゃってちゃんと面と向かって会うことさえもできなかった。

本番の時間になって数年ぶりにAのパフォーマンスを生でこの目でみて元々ダンスも歌もなんでもこなせるタイプだったけれどさらに磨きがかかって前よりも女性らしさが増した踊り方で目が離せなかった。

あっという間に本番が終わりこれが今回最後のタイミングだと思って急いで荷物をまとめてAを探しに行った。
6人でAを探してテレビ局内を走り回っていたらテレビ局を出ようとしている IZ*ONEさん達をみつけた。

ジェシー「A！！！」

声をかけるだけじゃダメだと思って走ってAの腕を掴んで引き止める。

『っ……じぇす……』

掴んだ腕を引き寄せてAを抱きしめる。

ジェシー「A、久しぶり。おかえり」

『……なんでっ、、』

ジェシー「なんでって、、笑
何年経ってもAは俺たちの仲間だから」

『みんなにちゃんとした理由も言わずに退所して、携帯変えて連絡取れなくしたのに……??』

ジェシー「その時はなにか思うことがあったんでしょ??
Aが何も理由もなくそんなことするとは思わないし」

『…………っ……ごめんなさいっ、、、。ただいまっ』

Aの大きな瞳から涙がこぼれおちる。
ここがテレビ局なんてことをこの瞬間は忘れて俺たち7人で抱き合った。

これが俺たちの再会。

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