貴女がこの世を恨むまで【七】 ページ1
法子said
── 数年後 ──
法子「そんなにご自分を責めないでください。
お孫さんの怪我は
おばあちゃんのせいじゃありません。
お孫さんは今でもおばあちゃんのこと
大好きですし、お身体のことも心配してましたよ。」
老婆「それは…本当なのですか…？
本当にあの子の心はそう言っていたのですか？」
法子「ええ…だからもう悲しまないでください。
心は嘘をつきませんから。」
あれから時が流れて、私はいろんな人たちと触れ合って、こうして悩みを抱えている人たちの相談を受けていた
老婆「ありがとうございます…
ありがとうございます…
貴女の言葉でとても楽になれました。」
法月「姉さんまた外に出てたの？
今日の夕方出かけるんだから
それまで安静にって言ったでしょ。」
おばあさんの相談を聞き終わると法月が迎えに来てくれた
法子「ごめんね。皆さんと約束があったから。」
そのあと、法月に車椅子を押してもらいながらとある場所へと移動している
法子「世の中には色々な悩みや苦しみを
抱えてる人がいる。それを少しでも軽く…
少しでも取り除いてあげられたらな
って思って始めたの。
お節介かもって思うかもしれないけど
つい…見えてしまうと放っておけなくて…
この身体じゃあの場所へ
帰ることもできないし…だから…」
法月「姉さん。姉さんは僕と
初めて会った時のこと…覚えてる？
僕が姉さんになんて言ってたとか。」
私が心の内を話していると不意に法月が話しかけた
法子「…ごめんなさい…
その話だけど…よく覚えていないの。」
気づいたらここにいて
先生からは岩場で倒れてたみたいで…
そのとき酷く身体を打ち付けてたらしくて…
その時に初めてお見舞いに来てくれたのが
法月だった…
法子「でも不思議だった。
あの時初めてあった気がしなかったんですもの。
姉弟だったから…なのでしょうか。」
·
法月「うん…そうかもね。」
─────────────────────
No.said
一索「どうしてあの二人を生かしておくんですか。」
とある部屋でモニター越しで法子達の様子を傷の男は見ていた。傷の男とともに見ていた一索が彼が行った法子達への対応に疑問を問いていた
傷の男「不満か？あの子にはもう
君を識別する力はない。
そして弟は普通の人間だ。
私達にとって危険な存在でもない。
それに『人』を殺すのは私は好かないからね。
·
それにこれはね、実験なんだよ。」
·
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文月(プロフ) - そちらも大変だったんですね。こちらは初めての合作をする機会があっただけで楽しかったですよ。寂しいですけど、元気でいてください。ありがとうございました。 (2021年4月17日 17時) (
レス) id: d9fb1865d4 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 成りすましのミリア、雪華も悪質なコメントである質問も合作を放置と誘いをしてしまったんです。誠に申し訳ありませんでした。作るの引退をしますのでお詫びします。 (2021年4月17日 15時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月 | 作成日時：2020年10月11日 15時
