ヤツと話すなら喫煙室へ ページ44
In 喫煙室
猿「お〜ま〜え〜は〜一体何考えてんだ！！捕縛するのに囚人を半殺しにしてどうすんだ！あぁ！？」
ハジメは煙草を吹かしながら絶賛猿門に怒鳴られている
猿「なんで俺らが看守のてめーを取り押さえるハメになんだよ！！ざけんなコラ！」
キ「二度手間もいいところよね。」
キジも猿門に賛同してハジメに文句を言う
ハ「少し殴ったくらいで大袈裟なんだよ。」
猿「お前の少しは半殺しを意味すんのか？」
ふいっと目線を逸らしたハジメがそう言うとすかさずツッコんだ猿門
猿「お前、あの時15番をフルボッコにしてたじゃねぇか。骨何本折ったんだよ。」
キ「顔面に３〜４発入れてたわよね。可哀想に…。」
犬「腹部にも数発、その他合わせても“少し”で済むものではないな…。未だに意識が戻らん重体だ。」
ハ「…………。」
猿門達に説教を受けても正論なので何も言い返せないハジメ
キ「それにアンタ、15番を半殺しにした後アンタを止めようとした39番にも殴ってたわよね。」
キジはザックのこともハジメに言った
ハ「あれは先に殴り掛かってきたアイツが悪いだろ。」
猿「いやアレはさすがに手を出すだろ…。」
キ「目の前で同じ房の仲間が半殺しにされたら怒るわよ。」
犬「他者から見れば、貴様のやったことは捕縛ではなくただの暴力だ。」
ハ「チッ…。」
またもや指摘されるが言い返せず、舌打ちするハジメ。そんなハジメと猿門達の間に三鶴が入ってきた
鶴「まぁ、そんなにハジメを責めんなって。コイツは根っから口よりも先に手が出るタイプなのよん。わかってあげて〜」 ぴょこっ
キ「そういえば鶴、アンタあの時現場にいなかったわね。まったく逃げ足だけは速いんだから…。」
鶴「んもぅ！失礼ね！アタシだってちゃんとお仕事してたのよ！」
キ「真似するのやめてくれる？叩くわよう。」
そんな茶番も挟んで三鶴は大会の時のことを4人に話した
鶴「あの大会ってモニタリングして各舎房に放送してたろ？15番と634番のことを流すなって看守長から命令きてたから、その処理をずっとしてたのよ。おかげで何ひとつ囚人達にはばれてませぇん。」
犬「でもあの騒ぎだぞ。音や地響きで不思議に思うヤツらもいたのではないか？」
鶴「あ〜〜！大丈夫大丈夫。その対処もバッチリよん。」
何ひとつばれてないと言う三鶴の話に犬士郎は疑問に思い聞いてみたが三鶴は余裕な態度で付け加えた
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文月(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！今後も頑張りますのでよろしくお願いします！ (2018年8月13日 22時) (
レス) id: ade396a63c (このIDを非表示/違反報告)
イディア - いつも楽しみに見ています！更新頑張って下さい！ (2018年8月13日 21時) (レス) id: a76939c63d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月 | 作成日時：2018年7月29日 11時
