波乱万丈!!新年大会編其の七(続3) ページ34
犬「なんだと…!」
ハ「俺、徹夜明けで超眠いんだよ。」
ハジメと犬士郎がそんなやり取りをしている一方、会場の上にいる百子は
百(ああ…いつ見てもかっこいい…。種目をクリアしていくあの強さ…勇ましい姿…なんて素敵なのだ…。カメラ持ってくればよかった…。)
ハジメに見とれていた
犬「貴様はあの看守長の目を見てもその言葉が言えるのか!」 サッ
犬士郎に言われハジメは百子の方を見た
※ハジメビジョン
百(カッコイイカッコイイカッコイイ…。)
ハ(めっっっっちゃ睨まれてる!!)
ただ見つめているだけの百子の顔がハジメの目にはおどろおどろしいオーラを纏って睨んでる様に見えていた
ハ「なぁ大和…これは俺が出なくちゃダメなのか…?」
ヤ「主任がそう思うのならそうなのでは?」
ハ「(ただでさえ目ェ付けられてるからなぁ…。)しゃーねぇなぁ…。」
百子に別の意味で目を付けられてると思っているハジメは仕方なく出ることを決めた
犬「ふん…やっとやる気になったか。(そうだろう…看守長のあの目に見られてしまったら。従うしかない…。)」
※犬ビジョン
犬(あの美しさに心を奪われてしまっても仕方がない…!)
犬士郎は百子に惚れていて、普段の百子より美しく見えるみたいだ
犬(だが
私はお前を認めない。
私が一生忠誠を誓うと決めたあの方の『心』を奪ったお前が許せない。
私は必ず勝つ。
そして証明するあの方に見合う男は誰かを…。
私の心はもう貴女のもの。
全ての勝利を貴女のために捧げます。看守長…!)
百(双六 一…カッコイイ…。)
百子に勝利を捧げようとする犬士郎の思いはまったく届いておらず、百子は未だにハジメに見とれていた
ジ「ゲッ、なんだよハジメなの!?最悪なんですケド。」
ハ「うるせぇ!そりゃこっちの台詞だ。誰が好きこのんで連続で出るかよ!」
犬「行くぞ634番。」
?「はいはい。」
犬士郎に呼ばれ1人の男が現れた
犬「お前は15番の相手をしていろ。」
?「あーなんか聞き覚えのある声だと思ったらやっぱりそうだったか。」
現れた男にジューゴが気づいた
ジ「お前…。」
?「懐かしいなぁジューゴ。」
ジ「ムサシ…!」
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文月(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです!今後も頑張りますのでよろしくお願いします! (2018年8月13日 22時) (レス) id: ade396a63c (このIDを非表示/違反報告)
イディア - いつも楽しみに見ています!更新頑張って下さい! (2018年8月13日 21時) (レス) id: a76939c63d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文月 | 作成日時:2018年7月29日 11時