波乱万丈！！新年大会編其の一(続2) ページ4
ザックsaid
お題の文字を見て固まった俺やウノ達海外組。だが、お年玉を手に入れるためにやるしかないと俺達は決意して書き初めをした
しかし
ウ「超ムズいんですけどー！！」
ニ「僕、文字書けない…。」
ロ「だめだ！！俺は箸しか持てない！！」
ザ「こんなことなら日本語の書き取りをしとくんだった…！！」
俺達の書いた習字はお世辞にも良いとは言えないほど汚かった
星「やっぱり外国の方に習字は難しいですよね…。」
ニ「このままじゃ勝ち抜けないよ〜。」
ウ「あ、安心しろお前ら！こっちにはジャパニーズのジューゴがいる！！」
ロ「そうか！ジューゴならこの『しゅうじ』とかいうのが得意なハズだな！」
ザ「そうだな！今はジューゴに頼るしかない！」
俺達はそう言ってジューゴの所に駆け寄る
ウ「おいジューゴ！書けたか！？」
ニ「ジューゴ君見せて〜！」
俺達4人はジューゴの書いた習字を見た
だがジューゴの字は俺達のと同じぐらい…いや、俺達のより下手と言えるぐらい汚かった
ウ「ド下手かよ！！汚ねぇ！！」
俺達が思ったことをウノが代表として言った
ウ「そうだったー！！ジューゴは脱獄以外なんの取り柄もないんだった……！！期待した俺がバカだった！！」
ザ「お、おいウノ…。」
ジ「言いたい放題だなオイ…俺だってマジメにやってんだぞ…。」
ズバズバとウノに悪口を言われてジューゴは余計に落ち込んだ
ウ「どーすんだよ！！これじゃあ1種目で終わっちまうじゃんか！！」
星「あ、大丈夫ですよ！」
ウノが慌てる中、星太郎は顔色1つ変えずそう答えた
星「この種目は囚人か看守の『誰か』が高得点を出せばいいので。」
ウ「へ？」
俺達が戸惑ってるとハジメとヤマトが出来た習字を掲げた。その字は俺達のと比べものにならないほど綺麗な字だった
鶴「おぉーーっと！やはり流石13舎！！今年も魅せてくれるぜーー！！いきなりの高得点だぁー！！」
ウ「うま。」
ジ「なんだアレ。」
星「あのお2人は書道10段なんですよ。毎年ここは圧勝で勝ち抜けてるんです。」
さ、流石13舎の主任と副主任というだけはある
鶴「13舎13房圧倒的点差で勝ち抜けたーーー！！」
順位の表示には『1位 13舎13房』と出ていて、その下に4舎、3舎、5舎と出ていた
ウ「おめぇ本当にジャパニーズかよ…。」
ジ「うううううううるせぇよ！！」
同じ日本人なのにこれ程の差があることにウノは泣きながらそう言い、ジューゴは狼狽えながら言い返した
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文月(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！今後も頑張りますのでよろしくお願いします！ (2018年8月13日 22時) (
レス) id: ade396a63c (このIDを非表示/違反報告)
イディア - いつも楽しみに見ています！更新頑張って下さい！ (2018年8月13日 21時) (レス) id: a76939c63d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文月 | 作成日時：2018年7月29日 11時
