番外編『escape B5』vol.2 ページ28
ザックsaid
店員「ありがとうございましたー。」
ウ「よぉーっし。これで完璧☆」
店員の声と共にウノが洋服店から出て来た
ウ「ジューゴ、ザック待ったか？」
ジ「おせーよ。服ぐらいで何時間かかってんだ。」
ウノとは違いすぐに服を着替えて出て来たジューゴは退屈そうにしていた
ウ「おいおいオシャレってのはモテる男の必須条件なんだぜ？そんなんだとおめーいつになっても彼女出来ねーぞ。」
ジ「いちいち長い買い物する男になんてなる気ねーよ。お前ベガスで使う金全部使ってねーだろな。」
ザ「ベガスまでまだ遠いからな。」
できれば節約して行きたいし
ウ「大丈夫大丈夫。俺、金の管理もちゃんとできる男だから。お前と違って。」
ジ「お前はいちいちひとこと余計なんだよ。」
そう言って俺達は荷物を持って裏道を歩いた
ウ「せっかくあのギャング共を撒いたんだ。」
ザ「あれは撒いたというよりねじ伏せた感じだけどな。」
ウ「どっちでもいいんだよそんなの。」
おいおい
ウ「とにかく、ゆっくりショッピングしたって罰は当たんねーだろ？」
ジ「ベガス行ってもやりすぎんなよな。」
ウ「わーってるって。」
そうこうしているうちに俺達は大通りまで来ていた
ウ「とりあえずベガスまでの移動手段はヒッチハイクだな。俺達じゃ公共の乗りもんはキケンだし。」
ジ「大通りもキケンだな。ポリ公も紛れてるだろうし、人通りが多いと逃げにくい。」
ザ「ジューゴが脱獄したお陰で更にサツが増えたけどな。」
ジ「うっ！？」
俺にはっきりと言われ図星を付かれたジューゴ
ウ「とりあえず街中は避けて行くしかねぇな。このまま裏道って街を出ようぜ。」
ジ「ああ、そうだな。」
ぐうぅぅぅう
ウノの腹が鳴った
ウ「それにしても腹へったな〜。ジューゴ、ザックお前らメシ食った？」
ジ「いや、今日ずっと逃げてばっかだったから食う暇なかった。」
ザ「俺もサツを避けてたからまだ食ってないんだ。」
ウ「だよな〜。」
そして俺達は来た道を戻ろうと後ろを向き歩いた
ウ「じゃあ次はメシだな。お前ら何食いたい？やっぱりジャパニーズはSUSHIか？」
ジ「なんでもいい。つか日本といえば寿司ってなんだよ。」
ザ「俺もセロリ以外だったらなんでもいいぞ。」
すると大通りから大声がした
「食い逃げだーーーー！！」
ザ／ジ／ウ「「「！」」」
番外編『escape B5』vol.2(続)→←波乱万丈！！新年大会編其の六(続4)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
文月(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！今後も頑張りますのでよろしくお願いします！ (2018年8月13日 22時) (
レス) id: ade396a63c (このIDを非表示/違反報告)
イディア - いつも楽しみに見ています！更新頑張って下さい！ (2018年8月13日 21時) (レス) id: a76939c63d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：文月 | 作成日時：2018年7月29日 11時
