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第6話 ページ8

夢主side


「あー、終わったー」



シャーペンを置いて伸びをした三ツ谷
タイミングよく鳴ったチャイム


「よし、A、一緒に更衣室行くか」

『ん』




互いに自分達の体操着袋を持って、
更衣室に向かう

次は体育の実技

嫌いな教科でないけど、俺が最も
めんどくさいと感じる科目




更衣室に入ると、中から漂ってくるのはは男の汗の匂い

思わず鼻をつまみたくなるが、
俺達はここで着替えなくてはならない



ロッカーにそれぞれ体操着を入れる


着替えるためには脱がなくてはならなので、
制服のシャツのボタンを外していく

こいう作業もめんどくさい・・・


「ところでさー


ゲーム機どうすんの?
というかあれ、めっちゃ面白かったよな
先生がゲーム取り上げる時
お前ゲームの事しか考えてなくって・・・」





俺の隣で着替えていた三ツ谷が、俺に話し掛けていたのだが
俺の方を向いた途端言葉が詰まった







『・・・?』


「い、、いや、悪い」





申し訳なさそうに、何故かそっぽを向いた三ツ谷





俺は着替えている途中で、上半身には何もまとっていなかった
・・・・三ツ谷はたまにこうだ


まるで俺が女の子みたいに照れたりする時がある






・・・男同士なのに









なんなんだかよく分からず、とりあえず上裸のままは寒いので、上だけ体操着を着ようと思う

体操着袋を漁ると




『・・・ん?んん?』


















おっと、しまった

どうやら体操着を忘れてきてしまったようだ






『三ツ谷ー


体操着忘れちゃった

予備持ってないー?貸してくんない?』










横を見るともうほぼ着替え終わっている三ツ谷がいた












「お前、、その体操着袋には何が入ってるんだよ」









『間違えて、パジャマを持ってきてしまった』



体操着袋から間違えて詰め込まれた
マイパジャマを出してみせる


照れるな、こんな形で俺のキュートなパジャマを晒すことになるなんて



「なんでパジャマと間違えるんだよ、、





はい、これ

俺が中2の時に使ってたやつ」








溜息をつきながら渡されたのは、去年三ツ谷が使っていたらしい体操着

よく持ってたな




『ありがとう』




礼を言って体操着を受け取る

三ツ谷ならくれると思ったぜ、














周りを見渡すとぼちぼちもう着替え終わって
グラウンドに出ている者が多い







しかし俺は急いで着替えるのが苦手なので
気にせず三ツ谷の体操着をきる

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シロ☆ - 紫侍。さん» いえいえ これからも頑張ってください!応援します!! (1月11日 22時) (レス) id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - シロ☆さん» コメントありがとうございます<(_ _)>最近更新がとても遅くなってきていますが、これからも引き続き頑張ります。楽しみに待っていただいて本当にありがとうございます! (1月7日 17時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
シロ☆ - 続き楽しみにまってます!! (1月6日 23時) (レス) @page38 id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - たまごさん» コメントありがとうございます<(_ _)>楽しみにしていただいて嬉しいです!更新頑張ります。 (12月11日 14時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
たまご - ヤダ急展開!!!!!!可愛すぎる!!!更新楽しみにしてます! (12月11日 9時) (レス) id: fd5e919b08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫侍。 | 作成日時:2023年9月27日 21時

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