第45話 ページ47
夢主side
俺の両耳を塞いで真っ赤な顔で慌てる三ツ谷
「うるせー！！お前らうるせー！！
別に言うほど話してねーだろ！！」
「なあに照れてんの三ツ谷」
「そーだぞ別に照れる要素ないだろ」
「因みに耳にタコができるほどにAさんの話
されますけどね俺ら」
「うんうん」
みんなの声がこもってよく聞こえないけど
なんか三ツ谷が怒ってるみたい
俺の耳から手を離して
場地さんたちの方へ腕まくりをしながら走っていく三ツ谷
「全員許さねー！！」
「おおやるか！？」
好戦的な場地さんもノリノリで袖をまくる
「オラァ！！」とイカつい声を出しながら
殴り合いが始まった
そこに千冬さんやパーちんさんやドラケンさんも加わり
ものすごいことになってきた
彼らにとってはほぼ遊びで、ふざけているようなもんなんだろうが、喧嘩ど素人の俺にはガチの殴り合いとの見分けがつかなくて、見ていてハラハラする
冷や汗をかきながら突っ立っていると、
つんつん、と誰かに後ろから肩をつつかれる
「なあなあ、A」
俺の肩をつついた人の正体はマイキーくんだった
殴り合いに盛り上がり俺らのことなんか
そっちのけな三ツ谷達に聞こえないようにと、
コソコソと話しかけられる
「Aと三ツ谷ってさ
付き合ってるよな」
『・・・・ん、・・・え？』
え、え、バレた
バレたって言うか
え、隠してたのかもよくわかんないけど
三ツ谷の同意無しで｢はい付き合ってます｣とか言っていいのかダメだよなでもでもそもそもなんでわかった？？そんな分かりやすくないよなマイキーさんが三ツ谷の幼馴染だから？？長年の付き合いだとわかったりするもん？？え、まじなんて言ったらいいかわかんない俺どうしたらいいの
「っはは、まじ焦りじゃ〜ん」
『っえ、っぅ、え、、』
「ちょーバレバレ、大丈夫
誰にも言わねーよ」
『っぁ、っ、はい』
ニコニコしながら肩に手を置かれ、
心臓がドキーッとする
「三ツ谷相当Aにベタ惚れだよな〜」
『・・・・』
面白そうに話すマイキーさんに、
コミュ障な俺はどう答えるのが正解か分からず
ダラダラと冷や汗をかいたまま動けずにいる
「な、いつからなの？」
『・・・最近・・・です』
「ふ〜ん、
まあ、三ツ谷の恋人なら尚更、
俺とかケンちんとか東卍のやつら、
いつでも頼れよ」
『っは、はい・・・・』
マイキーさんはちょっと怖いけど
優しいみたい
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シロ☆ - 紫侍。さん» いえいえ これからも頑張ってください！応援します！！ (1月11日 22時) (
レス) id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - シロ☆さん» コメントありがとうございます＜(_ _)＞最近更新がとても遅くなってきていますが、これからも引き続き頑張ります。楽しみに待っていただいて本当にありがとうございます！ (1月7日 17時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
シロ☆ - 続き楽しみにまってます！！ (1月6日 23時) (レス) @page38 id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - たまごさん» コメントありがとうございます<(_ _)>楽しみにしていただいて嬉しいです！更新頑張ります。 (12月11日 14時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
たまご - ヤダ急展開！！！！！！可愛すぎる！！！更新楽しみにしてます！ (12月11日 9時) (レス) id: fd5e919b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫侍。 | 作成日時：2023年9月27日 21時
