第3話 ページ5
夢主side
憂鬱な月曜日の一限目は、古典
1番嫌いな先生、1番嫌いな教科
黒板を見ると、なんなんだかよく分からない呪文が並べられている。
数秒眺めてしまうと立ちくらみ、頭痛、嘔吐など、
深刻な体調不良を引き起こしてしまうので、す、と静かに机に伏せる
窓からふわりと感じる朝の暖かく涼しい風が俺の頬をくすぐる
ノートも教科書も筆箱も忘れたので、このまま、
机に伏せたまま寝ようと思う
しかし、しまった
そういえばこの教科の先生は、確か居眠りに1番厳しい
怒鳴られる事だけは避けたい
焦って飛び起きるも、周りを見渡せばほとんどのクラスメイトが真剣にノートに板書し、数人眠そうな顔をしてウトウトしている
目の前を見れば、大嫌いなハゲ教師
全然分かんない謎の呪文の羅列
ああ、しまった、目眩が・・・
仕方がない
今日の一限はゲームで1時間過ごすとしよう
俺はカバンからゲーム機を取り出し、
電源をつける
さっきの続きだ
今中々いい所まで来ていて、
順調にモンスターを倒せている
欲しかった薬草も手に入った
それじゃ、村に戻るとしよう
ゲーム内で勇者を操作し、村へ向かう
すると、嫌な効果音がなる
『！？』
画面にでかでかと書かれたのは、
“モンスターがあらわれた！”
という文字
しまった、、剣を村に置いてきてしまった、、
今所持しているのは盾と弓矢
弓矢での戦闘は苦手だが、やるしかない
ここでモンスターにやられれば、せっかく手に入れた薬草を落としてしまい、もう一度取りに行かなくてはならならくなる
真剣にモンスターへ攻撃する
「ん、？さっきからなんだか妙な音がするな」
先生の声がする
どうでもいいお前は適当に授業進めてろ
俺は今モンスター退治で忙しい
「！！？・・・おい！！
変な音の正体はそれか、！！
A！またお前だな！ノートも教科書も出さずに、
堂々と机の上でゲームなんかしおって！！」
ハゲが近づいてくる気配
構わない
今はモンスターに集中しよう
クラスメイトからの視線は感じるが
すると、モンスターのHPがやっと減ってきた所で、先生の手によって俺のゲーム機が取り上げられる
『あ！！』
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シロ☆ - 紫侍。さん» いえいえ これからも頑張ってください！応援します！！ (1月11日 22時) (
レス) id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - シロ☆さん» コメントありがとうございます＜(_ _)＞最近更新がとても遅くなってきていますが、これからも引き続き頑張ります。楽しみに待っていただいて本当にありがとうございます！ (1月7日 17時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
シロ☆ - 続き楽しみにまってます！！ (1月6日 23時) (レス) @page38 id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - たまごさん» コメントありがとうございます<(_ _)>楽しみにしていただいて嬉しいです！更新頑張ります。 (12月11日 14時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
たまご - ヤダ急展開！！！！！！可愛すぎる！！！更新楽しみにしてます！ (12月11日 9時) (レス) id: fd5e919b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫侍。 | 作成日時：2023年9月27日 21時
