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第29話 ページ31

夢主side




なんとか俺のお願いを承諾してくれた三ツ谷


放課後、
夕焼けの光が照らす教室で、
2人教科書を広げて教えて貰っていた


三ツ谷も三ツ谷で自分の勉強に忙しいはずなのに、

やっぱり三ツ谷は優しい



『ん"ーーー三ツ谷分かんないーーーー』



「はあ、さっき教えたところだろ、、」


だって、分かんないんだもん





「しょーがねーな、、」

溜息をつきながらまた1から教え直してくれる三ツ谷


こいうところが、
兄貴なんだよなあ・・・


三ツ谷は勉強には自信なさそうだったけど、
割と教え方は上手かった

一生懸命教えてくれてる三ツ谷のためにも、
4ぬ気で赤点を回避するしかないと
再度気合いを入れる




『これ、頑張んないと

おれ

高校行けなくなるかもしんない』



「・・・・高校、かあ・・・」



高校、行ったら


三ツ谷と俺(おれら)離れ離れになっちゃうのかな



別に


寂しいとか

嫌だなとか


そいうわけじゃないんだけど





なんとなく

ちょっとだけ

本当にちょっとだけだけど




どうせなら同じ高校行けたらな

なんて・・・・


「じゃあ、頑張れよ

高校、行けるように勉強一緒にがんばろーな」



『・・・うん』







一緒(・・)に頑張ろう
って言ってくれた三ツ谷の言葉が

なんだか嬉しかった









 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




外が暗くなってきたので、

きりのいい所で勉強を切り上げ、
2人で帰り道をゆっくり歩く




「あと1週間つっても・・・
割と時間ねーな」


『・・・うん』




あーあ、ゲームのために1週間ゲーム触れなくなって、
それでもし赤点とったら何ヶ月もゲーム触れなくなるんだ


この世に暗記パンがあればなあ




「明日も放課後やるか?」


『んぇ、いいの?』


「Aがやりたいんなら付き合うよ」



『・・・ありがとう、明日も教えて』

「おう」

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シロ☆ - 紫侍。さん» いえいえ これからも頑張ってください!応援します!! (1月11日 22時) (レス) id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - シロ☆さん» コメントありがとうございます<(_ _)>最近更新がとても遅くなってきていますが、これからも引き続き頑張ります。楽しみに待っていただいて本当にありがとうございます! (1月7日 17時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
シロ☆ - 続き楽しみにまってます!! (1月6日 23時) (レス) @page38 id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - たまごさん» コメントありがとうございます<(_ _)>楽しみにしていただいて嬉しいです!更新頑張ります。 (12月11日 14時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
たまご - ヤダ急展開!!!!!!可愛すぎる!!!更新楽しみにしてます! (12月11日 9時) (レス) id: fd5e919b08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫侍。 | 作成日時:2023年9月27日 21時

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