三ツ谷隆が恋する無気力男子

第2話 ページ4

三ツ谷side





かわいいなあ、と思う
















「今倒したのって、なに？」











『・・・どらごん』



















「へー」









恋をすると、こんなにも愛おしく思えてしまうのか



















そう、俺は

A Aに恋をしている



















自分の気持ちに気づいたのは、中3になったばかりの頃だ








なんだか気になる、





無性にAの事が気になる










猫みたいな仕草、

自由、

気まぐれ







かわいくて、放っておけなくなる



















一つ一つの、どんなに小さな仕草にも、




キュンとしてしまう



















まさか、俺が男を好きになるなんて





初めは信じられなくて何度も自分の中で確認したが、
俺がAに抱く感情は、今までにない、
特別なものだ



















中3とは思えないほどだらしなくて、世話が焼ける
1人じゃ何も出来ない






俺がいないと、何にもできない



















Aは俺の事、どう思ってるかな








少しは、、

意識してくれるように

















もっともっとアタックしないと・・・・

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