第22話 ページ24
夢主side
マイキーさんとドラケンさんに家まで送ってもらい、
玄関前でお礼を言って分かれる
疲れ果てた俺はすぐに
自分の部屋へダッシュしてベッドにダイブする
するとほぼ同時に俺のスクバから携帯電話の音が鳴る
携帯電話を取りだし、
電話に出る
「出た！」
三ツ谷の声だ
「A！
大丈夫か！？」
第2声目は、何故か心配の声
『、？
なんで？』
「なんでって、！
今日不良に殴られそうになってたって
マイキーが！」
『マイキーさんが助けてくれたよ
大丈夫』
俺が答えると、
電話越しに安心したような溜息が聞こえた
「・・・ごめん。」
しばらく間をあけて、
三ツ谷が真剣な声で言った
俺には言葉の意味が分からなかった
『・・・？
なんで三ツ谷が謝るの？』
「俺が
俺が東卍だから
俺と一緒にいるから
Aが狙われた
Aに怖い思いさせた
守ってやれなかった
ごめん。」
少し震えていて、
弱々しい声で
途切れ途切れになりながら話す三ツ谷
言われても尚、
三ツ谷が謝る理由が俺には分からなかった
『三ツ谷が不良なの、分かってて一緒にいるよ
三ツ谷が東卍でも
そうじゃなくても
俺は三ツ谷の友達だよ。
三ツ谷と一緒にいて俺自身がどんな目にあおうが
俺は三ツ谷の友達だから
そんな簡単に謝らないでよ。
だからさ
次は
次、もし俺が危ない目にあったらさ
今度は三ツ谷が俺のこと助けてね』
まあ、次あんな危ない目にあったら死を覚悟するけどね
「A、、
ありがとう、A
とにかく今日Aが無事で良かった」
三ツ谷の言葉の後に、
電話越しにバイクの排気音が聞こえてくる
しかも相当な量だ
三ツ谷は一体どこで電話をしているのだろう
外？
三ツ谷の隣をバイクが通ったのだろうか
「A。ごめん
切るわ
今から、抗争なんだ」
そんなさらっというんだ
「抗争前にAの声聞けてよかった
じゃあ
また明日学校で」
俺の返事を待つことなく切られる電話
今から抗争って聞いて
不安の気持ちでどうにかなりそうだけど
どうにもできないこのもどかしさを
明日まで噛みしめなくちゃいけない
俺の気持ちを考えろこの馬鹿三ツ谷(早口)
そういえばさっき、勢いで
三ツ谷に友達って言っちゃったけど大丈夫かな
友達なんかいたことないから友達の定義が分からない
もし三ツ谷が
俺のこと友達って思ってなかったらどうしよう
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シロ☆ - 紫侍。さん» いえいえ これからも頑張ってください！応援します！！ (1月11日 22時) (
レス) id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - シロ☆さん» コメントありがとうございます＜(_ _)＞最近更新がとても遅くなってきていますが、これからも引き続き頑張ります。楽しみに待っていただいて本当にありがとうございます！ (1月7日 17時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
シロ☆ - 続き楽しみにまってます！！ (1月6日 23時) (レス) @page38 id: eaf775e562 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - たまごさん» コメントありがとうございます<(_ _)>楽しみにしていただいて嬉しいです！更新頑張ります。 (12月11日 14時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
たまご - ヤダ急展開！！！！！！可愛すぎる！！！更新楽しみにしてます！ (12月11日 9時) (レス) id: fd5e919b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫侍。 | 作成日時：2023年9月27日 21時
