三ツ谷隆が恋する無気力男子

第21話 ページ23

夢主side






「？どうかした？」








『三ツ谷って・・・


いま・・・・』






「三ツ谷のこと、知ってんのか、？

あ！
もしかして、三ツ谷のダチのA！？」







突然名前を呼ばれて、

びくっと肩がはねる


三ツ谷のダチ、？
なんで名前知ってるんだ？




「あー、Aか・・・

三ツ谷がいっつもお前の話してるよ
ゲームが好きで無気力で言葉足らずだって」



ドラケンさんもマイキーさんに続いて話す

ドラケンさんもマイキーさんも
俺の名前を知っていたのは以外だったが、

何より

三ツ谷が俺の話をよくしてるなんて

初めて知った





「これからよろしくな、A

またなにかあったら俺らのこと呼べよ」


俺の肩に手を置くマイキーさん


「三ツ谷のダチなら尚更な
いつでも頼れよ」



俺の頭に手を置くドラケンさん




この人達、
包容力すごいなあ

安心感がすごい



「家まで送ってくよA」


助けてもらった上に家まで
送ってもらうなんてそんなこと、
悪いので大丈夫です

だなんて断れる勇気とコミュ力は俺にはなかった

黙って送ってもらうしかないのか

かたじけない

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