三ツ谷隆が恋する無気力男子

第18話 ページ20

夢主side






反射的に目を瞑ったが、




一向に衝撃が来ることはなく、
びくびくしながらも薄く目を開ける












すると俺の胸ぐらを掴んでいた
男の腕を掴むもう1つの腕が目に入った






『・・・？』









「なーに関係ないやつ手ぇ出してんの？




恥ずかしいとか思わねえ？」













「は、、！？



お前っ、東京卍會の、、！」




男の言葉を遮って腕を掴んでいたもう1人の男が
ものすごい速さで蹴りあげる




『！？』





男の人の蹴りが顔面にクリーンヒットしたようで、

一撃で倒れる



後ろにいた2人も突然のことに言葉がつまり、

目を見開いて硬直している





「大丈夫？

なんもされてない？」







いきなりのことにパニクりながらもこくんと頷く





「そっか、良かった」







ところでこの人、なんだ？




金髪の俺より1、2cmくらい小さそうな男の人


もしかして俺と歳近い？？













するとどこからか、誰かの声が聞こえてくる








「おい！マイキー！」







まいきい、？









「お、ケンちん！」





けんちん、？







「勝手にどっか行くなっつったろ！！」








遠くからはしってきたのは



















、え？893？

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