三ツ谷隆が恋する無気力男子

第15話 ページ17

夢主side






その後の授業なんか頭に入ってこなかった



まあほとんど寝ていたのだが








三ツ谷はふりょー、



三ツ谷はヤンキー、



三ツ谷は東京卍會の隊員、





喧嘩をするのは当たり前

怪我して当たり前

抗争するのだって当たり前



今日抗争しようが
明日しようが

いつしようが



ただのクラスメイト、
それも偶に話しかけられるだけの
俺が首突っ込んでいいわけないだろ








でも、





そう自分に言い聞かせれば言い聞かせるほど、
もし次の日学校に来た三ツ谷が、

ボロボロで、
傷だらけだったら・・・・



と不安が募っていき、
落ち着かなかった



ただのクラスメイト



俺はただのクラスメイト





心配？


不安？






だからなんだ



三ツ谷にとっては余計なお世話だろ



引っ込んでろ、おれ














『ぁ、』




4んだ



ゲーム機の中の俺が、

雄叫びをあげながら倒れる










『(あーあ、

なんか全部上手くいかないな)』







「おい！！A！

授業中にゲーム機をいじるな！」





なーんか今日はせんせーもカリカリしてるし



















なんでだろ？












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紫侍。

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