三ツ谷隆が恋する無気力男子

第11話 ページ13

夢主side




『俺は大丈夫だから




三ツ谷が思ってるより俺は強いよ







だから

おれ


三ツ谷と距離置かない』


三ツ谷がいなくなって困ることなんて山ほどある


授業中俺が寝たら誰が起こす？
課題を忘れたら誰に教えてもらう？


俺には




三ツ谷しかいないから









「・・・A、」


驚いたようにぽかんとしている三ツ谷




『だから、キュートな俺が攫われたりしなよーに
早く抗争終わらせてねー』




「・・・おう」





もし何かあったら、

絶対助けに行くから



と付け足す三ツ谷



暴走族とか
喧嘩とか

よく分かんないけど




俺は三ツ谷の事信じてるし、
心配されるほど弱くない




『三ツ谷』







でもやっぱり







「ん？」






『・・・・』






“俺は今、自分よりも









三ツ谷の事が心配だよ”











なんて言おうと思ったけど










『やっぱりなんでもない』








やーめた

俺らしくないでしょ






帰ってゲームでもしよー



















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作者の紫侍。です


気づいたら星が黄色くなってました
58人もお気に入り登録していただいて嬉しいです

コメントもありがとうございます！
本当にモチベーション上がるし感謝しかないです

引き続き
【三ツ谷隆が恋する無気力男子】
をよろしくお願い致します

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