俺よりイケメンとか腹立つから呪ってやった【五条悟】

第47話 ページ48

夢主side
















虎杖「せんせーおはよー


えっ！？」






釘崎「ええっ！？」











恵「・・・京極先生









その前髪、どうしたんですか」









教室に入るなり俺の前髪を指さして驚く3人






俺はあのあと
どうしようもないので





机にあった小さいヘアゴムで前髪を括った








正直俺がやるにはダサいし





でこを見せるヘアセットはやったことがなかったので
少し変な感じがするが
仕方がない、

時間がなかったのだ







虎杖「あはは！！せんせーちょんまげじゃん！！」







笑いやがって、
俺もしたくてこんな前髪にしてるんじゃない





恵「・・・前髪上げててもイケメンですね」






そうだ伏黒
よく言った伏黒






釘崎「上げててもっていうか・・・

前髪がないからこそ際立つイケメン・・・・



前髪に頼ってない顔の良さって感じよね・・・」





そうだ

その通りだ釘崎






虎杖「せんせー歩く度にちょんまげぴょんぴょんしてて
ちょー面白いんだけど！！

毎日それで来てよ！！」






がはははじゃねえんだよ虎杖おい








『・・・めんどくせぇからHRやんねぇ

1時限目の準備しとけ』









そう言い残して教室を出る
そもそも1教室に3人しかいないのだ

HRと呼べるHRなんかしようがない

出席だって取らなくても
一目瞭然だ









虎杖「(え、出てっちゃった、
せんせー怒ってる！？)」

恵「(完全に怒らしたな虎杖)」

釘崎「(怒らしたわね虎杖)」










教室を出て教員室に向かう
俺も1時限目の準備をしなくてはいけない






五条「あ」


廊下を曲がると、
今1番会いたくない人物が目の前に




五条「おはよ、京極くん」




すると突然近づいてくる五条の顔

『、んぇ』




でこに触れる五条の唇







五条「かわいいね、その前髪


どうしたの？」








『はあ！！？




お、お前！！




なに当たり前に急にキスしてんだよ！？』








五条「えー？



空いてたから？」






空いてたからじゃねえんだよ

学校の廊下で何してくれてんだ
いつ生徒が通ってもおかしくないだろ





五条「というかいーじゃん
口にした訳じゃないんだからさー」


そいう問題じゃねえんだよ

というか1回口にされてるけどな




五条「普段前髪で隠れて

見えないおでこがかわいくってさぁ〜


思わず体が勝手に動いちゃったよね♡」



















五条のせいで、


朝の俺の気分は最悪だ

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