第45話 ページ46
夢主side
五条の言葉にどんどん顔に熱を帯びていく
五条「わ、顔真っ赤」
悔しいのと、
言い方腹立つのと、
1口あげる＝関節キスだなんて
馬鹿みたいな考え方してた自分への腹立たしさで、
肉まんを食べていた手が止まり、
言葉が詰まる
五条「そんなに関節キスしたいんならいーよ♡」
羞恥心で動けないでいた俺の手にある肉まんを、
ぱくっと1口かぶりつく
『・・・っ！、ぁっ、！！』
その時やっと我に返り、
自分の肉まんを五条に食われたことに気づく
『・・・お、お前・・・！！』
よくも俺の肉まんを、
うまーっじゃねえんだよ
当たり前のように食ってんじゃねえ
もぐもぐと俺の肉まんを食べながら
再度前に進み始める五条
五条「さーて高専まであとちょっと！
寒いから早くいこー！京極くん！」
『お前なあ！！』
五条「はいはい棘の肉まんが冷めちゃうよー、
早く行こー」
『おい！！』
俺の言葉なんか聞かずに
ズカズカと高専へ向かっていく五条
長い足でどんどん進んでいき、
早歩きな訳でもないのに
追いつくのがやっとだ
さっきまで俺の隣で歩いていた五条は、
俺に歩幅を合わせていたんだなと実感し、
少し恥ずかしくなる
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
虎杖「あ！！おかえりセンセー！
・・・って五条先生と一緒じゃん！！なんで！？」
恵「大丈夫ですか、変なことされてないですか」
高専に着くと、
教え子達が俺の隣の五条を見るなり
驚いたように心配の声をかける
『いや大丈夫だから・・・』
パンダ「あ！おい！！棘!
A、帰ってきたぞ！」
すると何やらパンダが狗巻を呼び出し、
奥からものすごい足音が近づいて来る
棘「高菜！！」
『狗巻！
ほら、お前の分の肉まん』
派手に登場してきた狗巻に、
肉まんが入ったコンビニ袋を渡すと
嬉しそうに目を輝かせる
狗巻「明太子・・・！」
『どーいたしまして』
虎杖「えー！！
狗巻先輩だけずりー！
俺らの分はー！？」
『ねーよ』
虎杖「先生が持ってる肉まんは！？」
『どーみても食べかけだろ
やんねーよ』
虎杖「えー！！先生のケチー！！」
虎杖にこれ以上ねだられる前に
目の前で食べかけの肉まんを頬張ってやる
五条「(あれ、京極くん僕が1口食べたの忘れてるのかな
あれって関節キスじゃない？)」
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紫侍。(プロフ) - マコさん» コメントありがとうございます。そんな風に思っていただいて本当に嬉しいです！これからも頑張ります<(_ _)> (10月30日 22時) (
レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 初コメしつれいします！この作品大好きです！！最近は更新ずっと楽しみにしてて、最新話出てるのに気付いた時の喜び半端ないですwこれからも応援してます！！ (10月30日 18時) (レス) id: a670e33e5a (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - 瞳子さん» 嬉しいコメントありがとうございます<(_ _)>モチベ上がります！ (10月11日 18時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
瞳子 - めっちゃ好きです！！続き楽しみにしてます😵💨 (10月9日 20時) (レス) @page36 id: 244aa9f702 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます、もっと楽しんでいただけるように、引き続き頑張ります！ (10月8日 10時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫侍。 | 作成日時：2023年9月26日 4時
