俺よりイケメンとか腹立つから呪ってやった【五条悟】

第40話 ページ41

しんしんと降り積もる雪









頬をくすぐる冷たい風



















季節はすっかり冬です。



















さて、こんなところで
京極A先生は何をやっているのでしょう
















『さみー・・・



・・・・早くこねーかな、』








京極先生の足元には大量のミニ雪だるま










『あーあ

もう9個もできちまったよ・・・



俺の雪だるま・・・』








お久しぶりです
京極 Aです

ここから実況かわります

いやー、冬ですね
もう雪なんか降っちゃってますよ

また鍋パしてぇなーなんて思ってます

もうあれから2週間ちょいたってますね
時間の流れって恐ろしいですね

こんなところで1人でぶつぶつと何をしてるかって？

あの呪言師と待ち合わせしてるんですよ


せっかくのoffだったっていうのに
直前で補助監督から電話きて

あの呪言師と合同任務だってさ



こんな真冬に
こんな雪降ってんのに



さむくて凍え死にそうなので
あいつがくるまで雪だるま作ってました


俺の貴重な休み
さっさと任務終わらせて高専戻って
こたつでぬくぬくする予定です



















「・・・ツナ」



















『あっ！！？






おせーぞ！



















狗巻！！』









狗巻「すじこー」



















『さみーな・・・




さっさと祓って帰るぞ・・・狗巻』









狗巻「しゃけ」







任務先は

約50年前に空き巣となった、



大きな屋敷







補助監督からは、
1級以上はおそらくいないだろうと聞いている


ただ、低級呪霊がうようよとたくさんいるそうなので

くれぐれも気をつけるようにと














『こっから屋敷まで歩いて10分くらいって聞いてる


雪で視界が悪くなってるから




気をつけろよ』










狗巻「しゃけしゃけ」

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