第32話 ページ33
夢主side
伊地知「任務お疲れ様です、
それでは、Aさんは高専へ送り届けます」
廃病院から出ると、伊地知が出迎えてくれた
『それじゃあ、
七海サン
ありがとうございました』
七海「はい、また機会があれば・・・・
Aさん
顔にゴミが」
『あ、』
七海サンの手が顔に近づき、
頬の辺りについていたらしい小さな糸のようなものを
取ってもらう
『あ、ありがとうございます・・・、？』
俺の顔から糸をとったまま突然硬直する七海サン
俺の顔をじっと見ているが、
『・・・ま、まだ何かついてますか、、？』
七海「、いえ、何でもありません」
『そ、そうですか』
読めない人だなあ
伊地知「それではAさん、そろそろ」
伊地知に車のドアを開けてもらい、七海サンに最後に一礼して車に乗る
このあとも俺には授業が一コマ残っているので、
確かに急がなければいけない
七海サンとお別れをして、伊地知に車を出してもらう
￣￣￣￣￣￣￣￣￣
七海健人side
呪術高専で副担任を務めているらしい彼は、
強気で勝気で、中々好戦的だった
途中二手に分かれたが、
自分の担当の階が終わったのでAさんの様子を見に来ると
黒い霧のような人型の呪霊に両腕を拘束され、
周りの3級以下の呪霊に襲われかけていた
あと一秒でも遅れていれば、
彼は助かっていなかっただろう
彼の両腕を拘束する呪霊も、周りの呪霊も祓い終わると、
驚いたように硬直していた
Aさんは、私に助けて貰ったことで、恥ずかしそうに、
申し訳なさそうにしていた
廃病院を出て、
補助監督の元へ戻ると、
Aさんの頬に服の糸の切れ端のようなものがついていたことに気づいた
病院を出る途中でついたのだろう
糸を取った時、
Aさんの顔が近くなった
そういえば、Aさんの顔をしっかり見るのはこれではじめてだ
よく見れば、相当整った顔をしている
肌も白くてまつ毛も長く、目も大きくてうるうるしている
彼の顔に思わず魅了されていると、
Aさんから声がかかる
彼自身も気になるほどまじまじと見てしまっていたらしい
こんな美しい顔をしていて、忠実な彼が
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紫侍。(プロフ) - マコさん» コメントありがとうございます。そんな風に思っていただいて本当に嬉しいです！これからも頑張ります<(_ _)> (10月30日 22時) (
レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 初コメしつれいします！この作品大好きです！！最近は更新ずっと楽しみにしてて、最新話出てるのに気付いた時の喜び半端ないですwこれからも応援してます！！ (10月30日 18時) (レス) id: a670e33e5a (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - 瞳子さん» 嬉しいコメントありがとうございます<(_ _)>モチベ上がります！ (10月11日 18時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
瞳子 - めっちゃ好きです！！続き楽しみにしてます😵💨 (10月9日 20時) (レス) @page36 id: 244aa9f702 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます、もっと楽しんでいただけるように、引き続き頑張ります！ (10月8日 10時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫侍。 | 作成日時：2023年9月26日 4時
