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第30話 ページ31

夢主side












両腕が使えなくなったわけだが、






冷静になろう








今回の任務は1級術師との合同とはいえ、
そこまで難しい任務では無いはずだ





こんなところで手こずっていられない









俺の両腕をどんどんと呑み込んでいく呪霊は、




俯いて泣いたままだ













俺に対する攻撃の意思はないみたいだ












しかし、俺の周りには攻撃する気満々な奴らが












もちろん2階にも雑魚呪霊はたくさんいる
俺が黒い霧の呪霊に手こずっている間、

こっそりと大量の呪霊が見てきていた








『何コソコソ見てんだ、雑魚呪霊共

お前らごとき足だけで十分だ、

全員まとめてかかってこいよ』










耳が痛くなるような鳴き声を上げながら、


一気に呪霊がおそいかかってくる











呪力を込めた足で、1番に走ってきた呪霊を蹴飛ばす






『(あれ、)』







思った以上に吹き飛ばなかった、







というか、今の一撃で祓ったつもりだったんだけど








そんなこと考えているうちに、四方八方から大量の呪霊が
襲いかかってくる














どいうことだ、


呪力が思うように・・・・・







そうか、








この黒い霧の呪霊に、腕を呑み込まれた時からなんだかおかしい



飲み込まれているところから呪力を吸収されてるのか















そうだとすれば、辻褄は合うが
















『(だとしたら、やばいんじゃ)』



















十劃呪法(とおかくじゅほう)



















『・・・!!七海サン!!』









大量の呪霊をたった一撃で祓ったのは、






七海サンだった





一瞬にして視界から呪霊が消えていく



七海「はあ、・・・全く










呪霊を早く祓い終えて2階の様子を見に来て良かったです















Aさん










大丈夫ですか










・・・・その様子じゃ、大丈夫じゃなさそうですね」









七海サンの視線が、いよいよ肩まで呑み込まれそうな
呪霊に吸収されていく俺の腕へ向けられる












『(はっ、恥ずかしいっっ!!!!)』

















最悪だ、せっかく助けに来てもらったのに、






両腕呪霊に呑み込まれてるなんて情けない
















1番見られたくない状況だったのに・・・!
















七海「今その呪霊を祓います、










そのまま動かないでください」

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紫侍。(プロフ) - マコさん» コメントありがとうございます。そんな風に思っていただいて本当に嬉しいです!これからも頑張ります<(_ _)> (10月30日 22時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 初コメしつれいします!この作品大好きです!!最近は更新ずっと楽しみにしてて、最新話出てるのに気付いた時の喜び半端ないですwこれからも応援してます!! (10月30日 18時) (レス) id: a670e33e5a (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - 瞳子さん» 嬉しいコメントありがとうございます<(_ _)>モチベ上がります! (10月11日 18時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
瞳子 - めっちゃ好きです!!続き楽しみにしてます😵💨 (10月9日 20時) (レス) @page36 id: 244aa9f702 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます、もっと楽しんでいただけるように、引き続き頑張ります! (10月8日 10時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫侍。 | 作成日時:2023年9月26日 4時

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