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第27話 ページ28

夢主side





授業が終わると、
俺は依頼通り10数年前に廃墟になった病院へ向かう

高専から病院までの距離はまあまああるので、
伊地知に車で送ってもらう


七海サンと会うのは初めてだ


噂ではよく聞くし、
どんな人かもなんとなく知っている




伊地知「到着しました


七海さんはもう先に着いてるみたいです」




『そ。ありがとう』






伊地知の車から降りると、目の前にはまあまあデカい病院が

10数年前に廃墟になったと言っても、
見た目はそこまで不気味さは無いし、汚くもない

だが、数が多いのか、とてつもない呪力量を感じる





七海「Aさん」



名前を呼ばれ、振り返ると、
そこにはきちんとしたスーツ姿の男が立っていた






『あ、はじめまして


京極 Aです』






軽く自己紹介をすると、




七海「七海です」




と一言で返される




七海「これだけの呪力量とはいえ、2人だけの任務なので


くれぐれも気をつけて取り組みましょう














それと



















残業は嫌いなので



さっさと終わらせましょう」







『あ、はい・・・』






変わった人だなあ
呪術師ってだいたいそいうもんか










伊地知「それでは、帳を下ろします







どうか、お2人とも




お気をつけて」

















 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄





中は当たり前だが電気がついておらず、
不自然に割れた窓ガラスから入ってくる日光だけが頼りだ

数年放置されただけあって、
ホコリだらけでそこらじゅう蜘蛛の巣が張っている





それと







七海「近くにいます

準備を」




『はい』





奥に進めば進むほど強まる呪霊の気配














すると、パリンッ
と突然診察室のドアの窓が割れる





『!!』




割れた窓ガラスからヌルッと出てきたのは、
おそらく3級程度の雑魚呪霊





七海サンが俺よりも早く動いて
素早い動きで呪霊を切り付ける










すげ、さすが1級術師・・・

と感心していると、




七海「おそらくここの廃病院、相当量がいますね



埒が開きません
二手にわかれましょう」

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紫侍。(プロフ) - マコさん» コメントありがとうございます。そんな風に思っていただいて本当に嬉しいです!これからも頑張ります<(_ _)> (10月30日 22時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 初コメしつれいします!この作品大好きです!!最近は更新ずっと楽しみにしてて、最新話出てるのに気付いた時の喜び半端ないですwこれからも応援してます!! (10月30日 18時) (レス) id: a670e33e5a (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - 瞳子さん» 嬉しいコメントありがとうございます<(_ _)>モチベ上がります! (10月11日 18時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)
瞳子 - めっちゃ好きです!!続き楽しみにしてます😵💨 (10月9日 20時) (レス) @page36 id: 244aa9f702 (このIDを非表示/違反報告)
紫侍。(プロフ) - ミントさん» ありがとうございます、もっと楽しんでいただけるように、引き続き頑張ります! (10月8日 10時) (レス) id: 6ade4fecf6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫侍。 | 作成日時:2023年9月26日 4時

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