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それからお母さんに出かけてくると伝えて、柊生さんが待ってる玄関に戻った 。
『 柊生さん 』
「 ..... その顔は、上手くいったみたいだな 」
優しく笑う柊生さん 。
『 柊生さんのおかげです
背中押してくれて、ありがとう 』
「 俺 、何もしてねーよ
お前が一歩踏み出した結果だよ、凄えよお前 」
そう言って頭をポンポンしてくれる 。
どうしていつも柊生さんからは、優しい言葉が噴水のように溢れ出てくるんだろう 。
私は柊生さんみたいな優しい人に生まれて初めて出会った 。
凄いなぁ。
...... 好きだなぁ 。
「 よーし！
許可も取ったことだし、安心して連れ去れるな！ 」
そう言ってニカッと笑う柊生さん 。
私もつられて笑うと 、
グイッと柊生さんが近づいてきて、至近距離で見つめられる 。
「 どこに連れ去ればいい？ 」
そう言っていたずらな顔で口角を上げる柊生さん 。
『 どこにでも、連れ去ってください 』
距離が近すぎて目を見れなくて 、私は目を逸らしたままそう言った 。
「 ........ ばーか 」
そう呟いた柊生さんは、いきなり私の手を取り走り出した 。
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ねるねる(プロフ) - は。さん» 読んでいただきありがとうございますっ。更新遅くてごめんなさい(＞＜)必ず更新するので是非お待ちしていてくださいっ。 (2018年7月16日 22時) (
レス) id: 55e0633416 (このIDを非表示/違反報告)
は。(プロフ) - 続き待ってます！！！ (2018年7月16日 0時) (レス) id: 8032a06ae2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねるねる | 作成日時：2017年3月25日 22時
