- 30 - ページ30
.
拓 「 .... 」
『 ..... 』
柊 「 ..... いや、2人ともそんな警戒すんなよ 笑 」
今は、私と柊生さん、たくやと呼ばれるその人と３人でリビングの小さいテーブルを囲んでる状態 。
たくやと呼ばれる人は、個性的な格好にセンター分けの髪型、クリッとした大きい綺麗な瞳が印象的だ 。
一見可愛いお顔をしているのに、その顔は全く笑っていない 。まさに真顔だ 。
真顔でジーッと私を見つめるから、私も釣られて真顔で見つめ返してしまう 。
柊「 えっと、こいつは拓弥！俺の親友！ 」
柊生さんが紹介すると、拓弥さんはやっと口を開いた 。
拓 「 ...... 拓弥です 、」
『 たくやさん、 』
柊「 そんでこいつはA ！俺の彼女！」
今度は私が紹介された 。
『 Aです 。よろしくお願いしますっ 』
拓「 ... よろしく
とーいの彼女か... 俺、なんて呼べばいいの？ 」
柊「 Aでいんじゃね！呼び捨て！」
『 あ、はい、何でも良いですよ 』
拓「 じゃあAで 。俺のことは拓弥で良いよ 」
柊「 ダメー！それはダメ！呼び捨てはダメ！ 」
拓「 何でだよ笑 」
柊「 俺も呼び捨てされてないんだぞ！だから拓弥もダメ！」
『 じゃあ、拓弥 "さん"？』
拓「 え、俺さん付けされるのキライ 」
『 えぇ... 拓弥 "くん"？ 』
柊「 くん付けもダメ！俺だってさん付けされてるのに！」
『 じゃあなんて呼べばいいんですか笑 』
柊「 たくちゃんでいいじゃん！」
『 たくちゃん？』
拓「 まあ別に良いけど、」
柊「 よし！決まり！」
『 たくちゃんと柊生さん 』
柊 「 てか俺いつまでさん付け... 」
『 私さん付け気に入ってますよ 』
柊 「 えぇー... まあいいかぁ、特別な時だけ呼び捨てにしてもらお 」
『 はいはい笑 』
拓 「 てか腹減った 」
柊 「 俺も 」
すると2人からの視線を受ける 。
『 え、私ですか 』
柊 「 なんか作ってー！ 」
『 えぇー... 』
拓 「 作ってぇ〜 」
柊 「 おーねーがーいー！ 」
『 わ、分かりましたって！
じゃあ待っててくださいっ 』
柊 「 わーいっ 」
嬉しそうな子犬みたいに笑う柊生さんがとても可愛かった 。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねるねる(プロフ) - は。さん» 読んでいただきありがとうございますっ。更新遅くてごめんなさい(＞＜)必ず更新するので是非お待ちしていてくださいっ。 (2018年7月16日 22時) (
レス) id: 55e0633416 (このIDを非表示/違反報告)
は。(プロフ) - 続き待ってます！！！ (2018年7月16日 0時) (レス) id: 8032a06ae2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねるねる | 作成日時：2017年3月25日 22時
