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突然の私の登場に周りが唖然としている。


女の子も目を見開き、私を見つめた



私は、女の子と同じ目線になり、

『大丈夫?思いっきりかぶっちゃったね。………そうだ。私さっきタオル買ってきてたからふこっか』


タオルを取り出し、タグを切ると女の子の頭にフワッと、かけて、優しく拭いた



?「あ、、ありがとう。」




『いーえ。顔、洗ってこっか。泣かないで?せっかく可愛い顔が台無しだよ?』

ムニィーと、女の子の頬を押す

?「あははっ、くすぐったいわ」

『あははっ、もちもちしてるねー。可愛い!』



?「わ、悪ぃな……助かる」




『いえ。全然大丈夫ですよ。この子とお手洗い行って顔洗ってくるんでちょっといいですか?』




?「お、おう。頼む。」



『はい。じゃあ行こっか。』



?「えぇ」




そうして、私達はその場を後にしようとすると





「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」


女子高生に腕を掴まれた


『…なんですか?』


「あんた!何様!?私たちにドリンクかけておいて!」






『…手ぇ、滑ったって言いましたよ?それに謝りました。それでいいでしょう?』





「はぁ!?ふざけんなよ!わざとの癖に!」






『……………ったく。………ちょっと待っててね。』ポンっと女の子の頭を触り、彼女らの方向へ向いた





「な、、なによ!」





『本当は私は、わざとだよ。ちょっとイラついたもんでね。』



「や、やっぱり!!あんたサイテー!」





『サイテー、か。じゃああなた達はどうなの?わざとでしょ?』





「そ、そんなわけないじゃない!」



『そう?私、この子にぶつかる前、あの人かっこーいい!でも女の子邪魔だよねー!どっかやらない?って聞こえたんだけど。まぁ、その時は気にも止めてなかったけどね。君たちのさっきの行動を見てわかったよ。確かにイケメンだもんね。この男の人』




?「え」




「っ!!」




『それに、あなたが、この女の子にドリンクをこぼしたのも頭の真上から。普通、ぶつかったら少し反動で出るか、仮に頭の上にこぼしてもその他の方向にもドリンクは飛んでいく。それなのにあなた達がこぼしたのは一点だけ。彼女のいた、そこだけだ。』




「っ!!」





『…………イケメンがどうのこうの以前に、ナンパする以前に、、子供に対する態度を改めたらいいんじゃないの?………糞ガキ』




そう言った声は、低くなってしまった

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作者名:チョココロネ x他1人 | 作成日時:2018年10月22日 19時

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