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KH「足……冷えたら大変…乾燥しちゃう」
「え、あぁ、ありがとうございます」
KH「乾燥しそうなら、また俺がクリーム塗っていい？」
「あ、あの……離れて下さい」
KH「ね、お願い」
「わわわ、分かったので、離れて下さい」
しゃがんで、わたしの顔を下から覗き込むように見るから、つい返事をしてしまった
この人……絶対に確信犯だ
近付かれるの嫌いだから、わたしがオッケーするの見越してる気がする
KH「このお礼は必ずするから……それこそバーキンでも…」
「冗談だって言ったじゃないですか!?」
KH「クっ(笑)ごめん……俺も冗談……ﾇﾅ必死すぎ」
性格悪っっ!!!
わたしがこんなにいっぱいいっぱいなのに、あのネタをぶり返すなんて……あー、もう、立ってるだけでいいなら我慢して早くココから抜け出そう
スタートの合図が聞こえて、ｷｭﾋｮﾝさんが離れていく
わたしは指示された場所に覚束ない足取りで歩いて、ポーズ……ってよりかは、右足はこっち、左足はこっち……って微妙な角度をつけさせられてあわあわしてた
「ほんとーに、立ってるだけでいいんですよね？」
「えぇ、大丈夫です……メインはSJの皆さんだし、何か指示があればスタッフが駆けつけますから」
慌ただしい雰囲気に、もう何も言えず……
メガネもないし、誰から撮影をするかも分からないし
その方がわたしにとっては助かるけど
「Aさんよろしくお願いします」
「あ、はい」
今、声をかけてくれたのは誰だろ？
思ったよりわたしと撮影する人との距離があって見えない
みんなタキシードだから真っ黒だし
断続的にシャッターの音と眩しい光
カメラに背中を向けてるから、引きつったこの顔を誰にも見られてなくてよかった
しっかし、SJの人達ってみんな丁寧
撮影する人が代わる度に“よろしくお願いします”ってわたしにまで言ってくる
本音は……放っておいて
なんだけど、そんなことは言えないから、振り返りながら軽く会釈する
それが何回続いたんだろう
ちょっと疲れた
KH「すみません……俺の前に一度、休憩を入れませんか??」
「え!?わたしは大丈夫です」
KH「ダメ!!Aﾇﾅ何言ってるか分かってるの!?」
「はぃ!?」
KH「その美脚を痛めたらどうするの!?」
この時、もしも脚を痛めた日には、ｷｭﾋｮﾝさんに看病するって恐ろしいことを言われかねないなとゾッとして、大人しく彼に従った
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マリー(プロフ) - ぷりりんさん» ありがとうございます♪本気で気持ち悪さを求めたこちらのｷｭﾋｮﾝさん（笑）怒らずに面白いと言ってもらえて嬉しいです(^^) (2014年3月7日 0時) (
レス) id: 9bfe31c982 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - ギュの大変態発言に爆笑！ﾇﾅの押しの弱さと相まって･･･面白すぎます♪ (2014年3月6日 14時) (レス) id: d63ebd221b (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - まゆまゆさん» 誰かにとられるぐらいなら……の最低プロポーズのギュですからね（笑）きっと２でもキモさと最低さは欠かさないと思います←コメントありがとうございます(^^) (2014年1月19日 23時) (レス) id: 9bfe31c982 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - あたし的にはヌナとギュの温度差がこのお話の醍醐味だと思います。ギュは結婚したい程ヌナの脚が好きみたいだけど初対面から再会まで何年も待ったんだからもう少し彼にはがんばってもらいたい(笑) (2014年1月19日 20時) (携帯から) (レス) id: 98c7b2bdec (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - mikiさん» 両想い(*/ｪ＼*)←手つかずのもろもろを終わらせてから続編を作成しまーす(^^) (2014年1月19日 19時) (レス) id: 9bfe31c982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリー
| 作成日時：2013年12月14日 16時
