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ポーンとアホみたいな音を出してエレベーターが到着
新鮮な空気を吸い込みたくて仕方なかったから、ちょっとだけ嬉しくなったけどココどこだ？
事務所の必要なとこしか立ち寄らないわたしには未知のゾーン
メガネないから見えないし
KH「コレ着てて……そっちは俺が持つから」
「あ、や、でも……」
バサリと肩にかけられたのは、さっきまで彼が着てたダウンのコートで……わたしが手に持ってたジャケットは、ひょいっと取られた
嘘でしょ……
やっと解放されたと思ったのに、このコートまでいい香りがする
嫌だぁ(泣)
突っ返す勇気もないから、ひたすら耐えるしかない
KH「Aﾇﾅ、なんでそんなに歩くの遅いの？」
「すみません……何も見えないから怖くて…」
KH「そっか……気付かなくてごめんね？でも、時間ないから…」
「!?」
支えられた腰
前に押し出されるように歩かされる
KH「俺が支えるし、ちゃんと見てるから歩いて」
「え、あ、離して下さい」
KH「抱え上げるのと手を繋ぐのどっちがいい？」
「……どっちも嫌です」
KH「でしょ??だから、これがベストなんだって」
今日、一体、口から何個の魂を出すハメになるんだろうか
瀕死状態のまま連れてこられた場所は、どうやら撮影現場？
へぇー
事務所にこんなとこがあったんだ
KH「お待たせしました」
DH「どこの人？」
KH「ここの事務所のAさんです……それ以外は聞いちゃダメ、話しかけちゃダメ」
EH「やっぱお前の彼女じゃん(笑)」
KH「違います!!かなりの人間恐怖症なんです」
ちょっと待って、ちょっと待って!!
キラキラ集団が目の前に
後退りしかけたわたし
それを阻むかのように数人の女の人に囲まれた
「本当にありがとうございます!!あちらで用意してるものに着替えてもらってもよろしいですか？」
「え、あ、、、」
「Aさんの上司にはこちらから連絡をしておきますので……」
「あ、ちょ」
KH「Aﾇﾅごめんね……詳しいことはスタッフさんから説明してもらって？」
わらわら群がる……
きっと会いたくなかった部類の人達を両手を伸ばして牽制しながら、ちょっとだけ振り返ったｷｭﾋｮﾝさん
まだ救われるのが、ボヤけた視界でもその人達がわたしの足を見ていたこと
これ今さら逃げたら
仕事に響くよね？わたしのも、こっちのも
あぁ、ヤバい
また明日辺り……熱が出そう
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マリー(プロフ) - ぷりりんさん» ありがとうございます♪本気で気持ち悪さを求めたこちらのｷｭﾋｮﾝさん（笑）怒らずに面白いと言ってもらえて嬉しいです(^^) (2014年3月7日 0時) (
レス) id: 9bfe31c982 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりん(プロフ) - ギュの大変態発言に爆笑！ﾇﾅの押しの弱さと相まって･･･面白すぎます♪ (2014年3月6日 14時) (レス) id: d63ebd221b (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - まゆまゆさん» 誰かにとられるぐらいなら……の最低プロポーズのギュですからね（笑）きっと２でもキモさと最低さは欠かさないと思います←コメントありがとうございます(^^) (2014年1月19日 23時) (レス) id: 9bfe31c982 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - あたし的にはヌナとギュの温度差がこのお話の醍醐味だと思います。ギュは結婚したい程ヌナの脚が好きみたいだけど初対面から再会まで何年も待ったんだからもう少し彼にはがんばってもらいたい(笑) (2014年1月19日 20時) (携帯から) (レス) id: 98c7b2bdec (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - mikiさん» 両想い(*/ｪ＼*)←手つかずのもろもろを終わらせてから続編を作成しまーす(^^) (2014年1月19日 19時) (レス) id: 9bfe31c982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリー
| 作成日時：2013年12月14日 16時
