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「今日会えて良かったわ、あなたなら安心してAちゃんをまかせられる。お互いやりたいこともあるんだし、切磋琢磨できる関係でおばあちゃんは良いと思うな。それにほら、Aちゃんの顔見て、こーんな赤くなっちゃって」
『へっ？！』
急に私に話題が移って2人がこちらを向く。
急いで両頬に手を持っていくけど、自分でも確かに熱いなと思った。
「やめてよ、俺まで照れるじゃん」
『そ、そっちが言い出したんでしょ？！』
ギャーギャー言い合う私達をおばあちゃんは楽しそうに眺めていて、ふふっと笑い声を溢した。
「Aちゃんを、よろしくお願いします」
今度はおばあちゃんが頭を下げて、その日はお開きになった。
「おばあちゃんいい人だったな、優しくて」
駅への帰り道、夕暮れに差し掛かった道を手を繋いで歩きながら風磨くんは言った。
『でしょ、昔から私も大好きなの』
「一緒に写真も撮れたし」
風磨くんがアメリカに行くまであと10日余り。
思い出作りとしてたくさん写真を撮ろうということになって、おばあちゃんとの3ショットにも成功して風磨くんは嬉しそうにそれを見返した。
幸いにも私の勤務初日も風磨くんが出発してからになりそうなので、会える日は毎日会っている。
「明日は軽く荷造りしようと思ってるから、明後日どっか遊びに行こうよ」
『うん！……ね、その荷造り、私も手伝っちゃだめ？』
「え、手伝ってくれるならめっちゃ嬉しいけど……いいの？」
『うん、そしたら明日も一緒にいられるでしょ？』
「ねぇ〜〜何でそんな可愛いこと言うの？」
風磨くんは私の発言に頭を抱えた。
自分でも、言ってから攻めすぎたかもと少し恥ずかしくなったけど、その後の風磨くんの発言に一瞬で持っていかれる。
「……そしたら今日、泊まりに来ませんか」
少しカタコトでこちらを伺うような、恥ずかしそうな、それでいて真剣なような。
そのお誘いは多分きっと、そうゆうことなんだろうと理解する。
『………行きます』
私も思わずカタコトで返事をすれば、お互い顔を見合わせて照れた笑いを溢し、まずは私の家に寄って一泊分の荷物をまとめると2人で風磨くんの家に向かった。
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くるみ(プロフ) - 音さん» はじめまして、コメントありがとうございます。ごめんなさい、詳しい表記がしてありませんでしたね……申し訳ありませんでした。次からは表記に気をつけます。リアル設定のお話も今後増やしたいと思っておりますので、またご縁がありましたらよろしくお願い致します。 (2023年2月12日 19時) (
レス) id: befd4e9277 (このIDを非表示/違反報告)
音 - はじめまして。いきなりすみません｡｡｡ この物語はアイドルジャニーズではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2023年2月12日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あいさん» わ〜！コメントありがとうございます✨楽しんで頂けて嬉しいです！とても励みになります〜❤️ぜひ完結までお付き合いくださいっ🥰 (2022年5月8日 19時) (レス) id: befd4e9277 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すごく好きなお話でワクワクしながら読んでいます。続き楽しみに待ってます！ (2022年5月8日 18時) (レス) @page35 id: ec6f87712f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ | 作成日時：2021年4月15日 17時
