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夕方の17時頃。
ティータイムも終わり、お客さんの流れも落ち着いた時間帯に着いて、私達は手を繋いだままお店の中に入っていく。
珍しくお客さんは誰も居なくて、今の私達には好都合だ。
「いらっしゃいま……あれ！Aちゃんに風磨くん！どうし……え？」
聡くんがすぐにこちらへ駆け寄ってくるけど、手を繋いでいるのに気づいてフリーズする。
「………え？え？え？えーーー？！」
その意味に気づいたのか、顔を赤らめながら口を押さえる聡くんに、私ははにかんだ笑みを溢した。
「聡ちゃーん？どしたのー？あ、お二人さん……なるほどなるほど」
奥から健人さんも出てきて、嬉しそうに顔を縦に振っている。
「収まるところに収まって良かった良かった」
健人さんは本当に嬉しそうに笑っていて、私もありがとうこざいますと頭を下げた。
「あと、もう1つご報告がありまして」
「なに？結婚？」
「けけけ、結婚？！？！」
『違います！聡くん違うから！！』
ふざけた健人さんにまた顔を赤くした聡くんをなだめながら、まずは私から報告をする。
『実は……例のデザイン会社に受かりました！』
「まじ？！すごいじゃん！」
「すごー！Aちゃんおめでとう！」
『ありがとう！』
健人さんも聡くんもパチパチと手を叩きながら喜んでくれて、思わず私も一緒に手を叩く。
「あと俺も就職先決まりました」
「おぉ、立て続けに」
「俺は親父の仕事の手伝いをすることになって、アメリカに行ってきます」
「え、アメリカ……？」
聡くんは少し眉を下げて私に目を向ける。
『そう、遠距離恋愛』
私も眉を下げて笑うと、健人さんは明るく言った。
「2人なら大丈夫だよ」
ね？とウインクをされて、本当に大丈夫な気がしてくるから不思議だ。
「『はい』」
私と風磨くんは同時に返事をして、思わず笑った。
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くるみ(プロフ) - 音さん» はじめまして、コメントありがとうございます。ごめんなさい、詳しい表記がしてありませんでしたね……申し訳ありませんでした。次からは表記に気をつけます。リアル設定のお話も今後増やしたいと思っておりますので、またご縁がありましたらよろしくお願い致します。 (2023年2月12日 19時) (
レス) id: befd4e9277 (このIDを非表示/違反報告)
音 - はじめまして。いきなりすみません｡｡｡ この物語はアイドルジャニーズではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2023年2月12日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あいさん» わ〜！コメントありがとうございます✨楽しんで頂けて嬉しいです！とても励みになります〜❤️ぜひ完結までお付き合いくださいっ🥰 (2022年5月8日 19時) (レス) id: befd4e9277 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すごく好きなお話でワクワクしながら読んでいます。続き楽しみに待ってます！ (2022年5月8日 18時) (レス) @page35 id: ec6f87712f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ | 作成日時：2021年4月15日 17時
