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「初心者にしては結構いい線行ってると思うんだよね、技術は高いと思うし、少し知識が増えれば格段にレベルが上がる気がしてるんだ」
思わぬ褒め言葉に、私はキョトンと目を大きく開く。
「他にも見てみたいけど、さすがに持ってないよね？」
『あ、こちらでしたら……』
私はカバンから急いで、この2日間で作ったデザインのコピー用紙を手渡した。
「これは？」
『一次審査が通ってから今日までに作ってみた物です……』
「へぇ……」
一応持ってきといて良かった。
面接官の3人はそれを皆で覗き込んで、うんうんと頷いている。
「こちら頂いても？」
『はい、大丈夫です』
「ありがとう、ではまた合否は連絡しますね、お疲れ様でした」
『はい、ありがとうごさいました、失礼します！』
私は頭を下げて部屋を後にすると、放心状態で出口へと歩いていく。
お世辞だとしても、褒めてくれた……。
どうしよう、期待しちゃうよ。
受かったらどうしよう。
もちろんそんな簡単な事じゃないのはわかってるけど、このウキウキは止められない。
あぁ、誰かに話したいー！！
そんな事を思って外に出ると。
「お疲れさん」
『っ！！菊池くん？！』
なんとそこには、私服姿の菊池くんがいた。
『な、何でここに？！』
「何でって、今日面接って言ってたから」
『そうだけど……』
私、面接会場教えたっけ？
「で、どうだったの？」
その質問で、私の疑問は吹っ飛んだ。
『あ、あのね！初心者にしては技術があるって言ってくれたの！』
「すご！印象悪くないよねそれ」
『だよね？！期待しちゃうよね？』
「めっちゃ期待値高いね」
『はぁ〜緊張したぁ……』
そんな話をしながら、駅の方へ歩いていく。
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くるみ(プロフ) - 音さん» はじめまして、コメントありがとうございます。ごめんなさい、詳しい表記がしてありませんでしたね……申し訳ありませんでした。次からは表記に気をつけます。リアル設定のお話も今後増やしたいと思っておりますので、またご縁がありましたらよろしくお願い致します。 (2023年2月12日 19時) (
レス) id: befd4e9277 (このIDを非表示/違反報告)
音 - はじめまして。いきなりすみません｡｡｡ この物語はアイドルジャニーズではなくて一般人の設定なんですね｡｡｡ (2023年2月12日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - あいさん» わ〜！コメントありがとうございます✨楽しんで頂けて嬉しいです！とても励みになります〜❤️ぜひ完結までお付き合いくださいっ🥰 (2022年5月8日 19時) (レス) id: befd4e9277 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - すごく好きなお話でワクワクしながら読んでいます。続き楽しみに待ってます！ (2022年5月8日 18時) (レス) @page35 id: ec6f87712f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ | 作成日時：2021年4月15日 17時
