JW３ (ページ43)

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どうやって帰ったのか何も覚えていない。

ただ、気づくともう暗くて、ベットの中に入っていた。

けど、全然寝られへんかった。

死んだ二人が今にも襲い掛かってきそうやった。

結局全然寝られへんくって、朝を迎えた。

あぁ、なんでこんなことになってしまったんやろ。

早朝から親にバレないように家を出た。

あくびをしながら道を歩く。

あいつらの死体は見つかったんやろか。

そのうち俺が犯人ってバレてまうよな。

まあそれでええか。

早朝やけど、結構人は居って俺を不思議そうに見ている。

昨日抱いた感情はなんやったんやろ。

人気のなさそうな路地に入る。

なんとなく安心してまうな。

「なあ～。僕金持ってる～？」

うわ、変なのに絡まれた。

何にも、本当に何も考えずに落ちている缶を蹴った。

驚いているうちに目を合わせ、相手を催眠状態に入った。

そのまま道を引き返した。

ほんまに俺は悪魔と契約を交わしてしもうたんやな。