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紫「で、どうするんや。さすがに流星殺すわけにはいかへんし。」
緑「そう、そこなんよ。どうすんのや、星奈。」
全員の視線が星奈に集まる。
赤「だから流星に任せるって言ってるやろ。流星に聞けや。」
青「はあ？計画くらい立ててくれや。」
いつも、俺は計画に手を出さない。
そういうの苦手なんよな。
赤「今回はお前のヤマや。自分で計画し。」
桃「どこの刑事ドラマや。」
望がぽつりと言った。
青「何もせんってのもありなんか。」
赤「なし。何か手を打て。」
俺の顔が歪んだのを自分でも感じた。
そんなん無理や、そう鈴の顔に書かれていた。
赤「できへんとか、言わんよな。」
星奈は感情も何もないような目で俺を見た。
断ったら殺されるかもしれへん。
そう思って小さい声で「やる。」と言ってしまった。
赤「よしよし。それでこそ流星や。」
そう言って俺の背中を叩いた。
なんやこの二重人格者は。
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作者名：ふぇる | 作成日時：2023年1月29日 17時
