JW３ (ページ33)

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紫side

部屋の中にワックスの刺激臭がする。

俺は一心不乱に銃を磨き続けていた。

結局、俺はいつまで経っても助けられる側や。

今も昔も。

いつまで経っても助けられない。

今まで声を掛けてきた奴も、チルドも。

こんな俺って一体なんなんやろ。

黄「塗装、剥げるで。」

後ろから急に声がする。

紫「うわっち！」

黄「うわっちってなんやねん。」

後ろを向くとケラケラ藤乃が笑ってる。

紫「もー。ノックくらいしてえな。」

黄「した。5回くらい。」

そう言うと藤乃はベットに腰掛けた。

黄「考え込むのもええけど、メリハリつけろよ。」

俺の目を真っ直ぐ見て藤乃は言った。

紫「ん。つける。」

ワックスの蓋を閉める。

ヌメヌメしていて閉めづらい。

黄「つけられたらええんけどな。依頼主様、そろそろ来るで。」

紫「はいはい。」

俺は銃をそのままにして藤乃と一緒に部屋を出た。

END

こんにちは、作者のふぇるです。
なかなかの薄っぺらい話でしたね…。
私自身何も考え付かずにダラダラと進めていた所がありまして、本当に申し訳ないです。
そしていつも投稿しているパソコンにコーヒーをぶっかけてしまうというアクシデントも起きたのでもう色々すみませんでした。
次は長編を書こうかな、と思っているので首を長くしてお待ちください。
以上作者のふぇるでした。