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藤乃side
黄「今どういう状況やねん。」
橙「さあ？」
車の中。
俺は後部座席に座って鈴とサスペンスを見ていた。
少ししか経っていないはずなのに、物語はもう追えなくなっている。
そして、動きが遅い。
そのことに俺はイラついてきた。
黄「…もう見たないわ。」
あくびをかみ殺す。
橙「藤乃くん、寝る？眠そうやな。」
確かに今すぐ寝ろと言われたら寝れるほど。
黄「…寝よかな。後ろで寝る。」
橙「死ぬよ。俺の日本刀刺さるで？」
じゃあ言うなや。
うちの車のトランクには警察には見せられないような武器が入っている。
『ゴンゴンゴン。』
音のした方を見ると、星奈と流星が。
橙「星奈、運転して。」
ドアを開ける。
赤「はあ？なんでやねん。」
こんな夜中に呼び出したからかキレてる様子。
黄「もう流星でもええから、早めにいかんと湊が可哀想や。」
青「じゃ、俺運転する。」
流星が運転席に乗り込む。
赤「じゃ、行こか。」
NEXT・・・
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作者名：ふぇる | 作成日時：2022年12月24日 12時
