JW (ページ42)

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神様ページ42

湊side

紫「よっしゃ！久々の仕事やー。」

あの、爆弾事件から早一か月。

俺、湊は無事現場復帰しました！

緑「そんなはしゃぎすぎんといてね。また怪我されたら困るんやから。」

運転はいつも通り涼に任せている。

紫「相方が涼でよかったわ。一番安パイやもん。」

緑「なんやねんそれ。」

本当に涼が一番俺と相性がいい。

ナイフと銃っていいコンビなんやな。

桃『涼、今日はあんまり無理せんといてな。』

インカムから心配そうな望の声が流れる。

緑「大丈夫やって。そんな心配せんといて。」

涼はそうやって笑って言っているけど、こっちは心配になる。

前も俺たちのせいで涼が死にかけたもんな。

ちょいちょい様子気にしとこか。

緑「さ、もうそろそろつくで。」

紫「あら、早い。」

窓の外はあまり風景は変わっていないように見える。

目の前に大きな廃工場があることを除いて。

桃『最近こういう依頼多くなってきたな。』

どうせ小物やもん。

大丈夫。

自分にそう言い聞かせて俺は車から降りた。