JW (ページ41)

今日:18 hit、昨日:26 hit、合計:20,843 hit

7 ページ41

黄「…どしたん。パラレルワールドにでも行ったんか。」

俺らが帰ってくるなりその一言。

確かに俺らは床にはまって泥だらけだった。

涼に至っては猫を抱いている。

橙「３人ともおかえり。…まず風呂入ってき。あと、猫は元あった場所に戻してき。」

鈴から冷たい視線を浴びせられる。

泥の温度も相まって極寒だった。

紫「わー。猫や。名前どうするん？」

何も知らなそうな湊がやってくる。

桃「もうあるで。プリン。」

紫「え、うまそう！」

食うな。

黄「そんな茶番どうでもええわ。まず猫は捨ててこい。そして風呂に入れ。これだけや。」

緑「ちゃうねん。これ阿部さんちの猫やねん。返してくる。」

そう言って涼は阿部さんちに行ってしまった。

橙「そか。優しいなー。３人とも。はよ風呂入ってきて。二人いっぺんでええから。」

紫「今、星奈入ってるで。」

寒い。

そして眠い。

桃「流星、ほっぺに泥ついてるで。」

望にごしごしとこすられる。

青「あとで風呂入るんやからええやろ。風呂入ったら俺寝るな。」

…何か大事なことを忘れているような。

黄「何寝ぼけたこと言ってんねん。この後依頼主さま来るで。お前がおらんと終わらん。」

遠くで星奈が「風呂出たでー。」と叫んでいるのが聞こえた。

END

どうも、作者のふぇるです。
今回の「探偵JW」は一応ツインタワーの話です。
ちょい役で神ちゃん出そうと思ったんですけど、結構重要キャラになってしまいましたね。
次回は神ちゃんメインの話を書こうと思っていますので(ここ重要)楽しみにお待ちください。
引き続きリクエストや感想お待ちしています。
以上作者のふぇるでした。