JW (ページ36)

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阿「うちのプリンちゃんがどこか行っちゃったんよ。」

望が半ば強引に座らせてきたため話を聞くことに。

青「はあ…。」

プリンって猫か？

いまいち分らんな。

そんなことより髪のセットしたいんやけど。

夜に依頼主さま入っとるし。

誰か俺以外におらんのか？

青「なんで俺らに相談しに来たん？」

俺がそう言うと阿部さんはキョトンとした顔をして言った。

阿「だって…ここ探偵事務所なんでしょ？星奈ちゃんが言ってたって、工藤さん言っとったわ。」

星奈は何がしたいんか。

そんなことを考えていると望が耳打ちをしてきた。

桃「そうい設定にせんと夜にでかけとんのおかしいやろ。」

青「おかしないやろ。」

夜に出かけるうちだってあるはずやわ。

…しらんけど。

ここは折れといたほうが楽そうやな。

青「分かった。猫、探すよ。」

阿「本当に？ありがとう！流ちゃん。」

隣で望が絶望そうな顔をしていた。