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プルタブを開けるとプシュッといい音がした。

赤「あー。うんまあ。」

少し肌寒くなってきたころ、置く花火で暖を取りながら晩酌をしていた。

俺は未成年飲酒をしていた。

今年が20なんだから大丈夫、そう星奈に囁かれ飲んだら案外うまかった。

8月まで待ってられるか。

赤「季節外れやな。ピンクの花火も置こか。」

案外酒に強い星奈はせっせと花火に火をつけていた。

望たちは頑張って仕事してるんやろな。

バレたら怒られるんかな。

青「なー。星奈ってなんでこの6人集めたん？」

赤「総合的に見て考えた。流星と涼は入れる予定なかってん。けど、多い方が楽しいからな。」

青「ほえー。」

昔のことをよく思い出せない。

まあ、ついこの間まで人なんて殺したことなかったもん。

星奈も一応考えたんやな。

白の置き花火の火花がどんどん小さくなっていった。

END

どうも、作者のふぇるです。
「花火」はなんか和やかな風景が書きたいなーと思って作ったお話です。
なんにも殺し表現が入っていない初めての話です。
では、新年明けましても応援していただけるとありがたいです。
以上、作者のふぇるでした。