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今日は曇りだ。
星は見えずに、懐中電灯の光が今のところ光源。
赤「持ってきたでぇ。じゃじゃーん！星奈スペシャル！」
手にはたくさんの花火があった。
どれも見たことないものばかり。
赤「さ、始めよか。」
いつも仕事でも使っているライターでろうそくに火をつける。
花火なんていつぶりやろか。
中学生の時にやったんが最後なんかな。
赤「ええよ。流星、先にやって。」
渡された花火の先端を火に近づける。
ぼわ、という音と共に青色の火花が散る。
青「うわ、すげえ。」
赤「やろ？俺、花火師になれるかもしれんわ。」
俺の花火から火をもらい、星奈の花火も白色に光りだす。
まだ、夜は長い。
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作者名：ふぇる | 作成日時：2022年12月24日 12時
