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警察おらんくてよかったな。











そう思いながら駐車場に雑に駐車する。













黄「おい、湊。」











そう言いながら俺は湊のことを揺さぶる。













紫「ん…。ついた？」











黄「ちゃう、なんかまずいことが起きてるっぽい。」













紫「そんな大したことないやろぉ。どうせ星奈が涼のプリン食べたとかそんなもんや。」














そんな風に能天気に言っている。













なんやねん、こいつ。












危機感なさすぎやろ。


















黄「ほら、はよ行くぞ。」










湊に軽くそう言って俺は玄関の扉に手をかける。










その時、中から大きな物音がした。











…なんもないとええけど。











そう祈りながら俺はドアを開けた。

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作者名：ふぇる | 作成日時：2023年6月12日 22時

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