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黄side
橙「藤乃くん、何が欲しい？」
夕飯を食べ終わった後、鈴が部屋に来て聞いてきた。
黄「別にいらへんよ。もうそんな年やない。」
今年の夏は大変やったな。
湊となんとかして収束させたけど。
あの時は欲しいものがあったけど自分の持ち金でなんとかなったから今は物欲があまりない。
黄「普通に今節約したいねん。てか俺別に祝ってもらわんくてもええよ。」
橙「それはダメや！藤乃くんがこの世界に生まれた日やからな。お祝いせんと。」
俺が生まれた日って言ってもなぁ…。
もう俺26なんよ。
そこまで誕生日来てもうれしくないというか…。
橙「分かった！プレゼントは俺たちに任せてや！」
そう言って鈴は部屋を出て行ってしまった。
黄「嫌な予感しかせん。」
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作者名：ふぇる | 作成日時：2023年6月12日 22時
